「永江さんってきっとAB型でしょう?」 という風に言われたことがいままで10億回くらいはあると記憶していますが、そのたびにわたしの中ではその人の印象領域に「リテラシー低」というタグを付けております。中には完全に信じ切って、まさに宗教の域のまで達している方もいます。 「結婚するならB型の人」「A型の人とはわたしは合わない」みたいな・・これって立派なブラッドハラスメントです。 本日は女性誌やテレビを中心に蔓延している「血液型占い」は真っ赤な嘘であるという証明をしてみたいと思います。タレント学者の武田教授くらいのトンデモぶりです。これを読んだらいくら血液型信仰の熱狂的信者でも洗脳が解けるはず。穴があったらはいってください。 あなたはいつ、「血液型占い」というものができたか知っていますか? 占星術や亀甲占いみたいな古代からの占いじゃないのはわかりますよね。血液型自体が発見されたのは1900年頃です
※ 多くの人に見ていただいているようですが、「差別」の説明のところの記述に問題があるようなので書き直ししております。ゴメンナサイ。6月11日 まただよ。出たコレ。ウケる〜*1。 血液型より正確!? あなたの性格はDNAで決まっていた(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/3) なんて書いてますが結構イラついています。正しい科学的知見をできるだけ多くのサイトが書くほうがいいようなので*2、本来日本にも素晴らしい研究者がたくさんいらっしゃる生命倫理学が本職の分野ではあります*3が、聞きかじりの知識くらいならある遺伝統計学者として、頑張ります。 ところで、ここに挙げられている知見、ドーパミンD4レセプター*4とセロトニントランスポーター*5の多型が性格に関連する、というの自体は、怪しいものではありません。ただ、数百人の解析でも関連ありになったりなしになったりというレベルの効果量ですけどね
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