ロンドンでおなじみの背が高いタクシーニューヨーク市の次世代タクシーに選ばれた日産の「NV200」トヨタのタクシー専用車「コンフォート」 街行くタクシーの姿が大きく変わりそうだ。タクシー車では圧倒的な最大手のトヨタ自動車が、代表格「コンフォート」などのセダンの生産をやめ、高齢者や障害者も乗りやすい背高の「ユニバーサルデザイン(UD)車」に切り替える見通しになった。ロンドンのタクシーのような外観を検討中とみられる。 トヨタは、タクシー向けセダンとして、LPガス車の「コンフォート」「クラウンコンフォート」「クラウンセダン」を販売。法人・個人のタクシーやハイヤー24万5千台(昨年3月末)のうち20万4千台は燃料費が安いLPガス車で、大半をトヨタ車が占める。 関係者によると、トヨタは最近、全国ハイヤー・タクシー連合会(全タク連)に、2018年初めまでにLPガス車の生産をやめ、それより前に次世代