【読売新聞】 5歳で母を亡くし、松山市のファミリーホームで育った大学生の梨菜(20)には、ずっと大切にしている手紙がある。母の順子が34歳で亡くなる直前、将来の娘を思い浮かべてしたため、20歳まで毎年の誕生日に届けるよう弁護士に託し
DNA型鑑定をしたところ、父と子に血縁関係がなかった。その父子関係は取り消されるのか。最高裁第一小法廷が9日、そんな争点の2件の訴訟で当事者から意見を聞く弁論を開いた。妻側は父子関係の取り消しを求め、夫側は「子に対しては父親としての愛情がある」として関係を維持するように訴えた。 最高裁が結論を変える際に必要な弁論を開いたことで、父子関係を取り消した一、二審の判断が見直される公算が大きい。 争っているのは、北海道の元夫婦と近畿地方の夫婦。ともに妻が夫とは別の男性と交際。出産した子と交際男性との間でDNA型鑑定をしたところ、生物学上の父子関係が「99・99%」との結果が出た。これを受けて妻が子を原告として、夫とは親子ではないことの確認を求めて訴えた。 一、二審はいずれも「鑑定は親子関係を覆す究極の事実」などと、父子関係を取り消す判決を出した。ともに夫側が上告した。 「1歳2カ月の可愛い盛りのわ
先週の土曜、朝日新聞「悩みのるつぼ」で回答を担当した。 編集部から依頼された質問、今回はコレ。なかなかの難問だ。 *************質問*************** 十代の女子高生です。以前から相談したいことがあるので投稿しました。 父のことです。父の休日は食べる、寝る、テレビの繰り返し。無趣味なので他のことは何ひとつやりません。強いて言うなら、買い物に行って無駄金を使うくらい。何もしないくせに食欲は人一倍あるので困ります。 仕事は「忙しい」と言う時期もありますが、自営業で一日中テレビがついているようなところなのでちゃんと仕事しているのか不審です。また、最近は「疲れた」と言っているのにも関わらず、夜遅くまでずってケータイをいじっており、五十歳にしてケータイ依存症で、酒を飲みに起きたりと意味がわかりません。 物心ついたときからこんな父が嫌いでした。母には「お父さんみたいにならないよ
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