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創造に関するmshkhのブックマーク (24)

  • 創造するということ,観る(見る)ということ

    先日,岡太郎の「青春ピカソ」というについて,エントリを書いた.このは,160ページ程度の薄いなのだけれども,刺激的でまた考えさせられる内容に満ちており,読むたびに強い感銘を受けてしまう.今回のエントリでは,前のエントリでは書けなかったことで,いつも共感する内容を一つだけ書いておきたい. 「鑑賞と創造」という節で,岡太郎は以下のように主張する. いったい芸術において単に眺めるという立場があり得るだろうか.真の観賞とは同時に創るということでなければならない.観ることと創ることは同時にある.(中略) 創るとは決してキャンバスに向かって筆をとり,絵の具を塗ることだけではない.それはまったく形式的で素朴な考えだ.己れの世界観に新しいホリゾンを打ち開くことが実はクリエートなのである.真に芸術作品に対した場合,鑑賞者は己れの精神の中に何らかのセンセーションによって,新たに何ものかが加えられる.

  • 演劇界隈炎上への雑感|出世景清|note

    コロナ禍によって全世界多方面が深刻なダメージを蒙り悲鳴を上げている今日このごろ、その悲鳴のあげ方のマズさが指摘されSNS上で炎上しまくり薪の王状態となっているのが演劇界隈である。ここでいう演劇界隈とは、劇団四季や宝塚歌劇団・寄席・大衆芝居や2.5次元の類ではなく、学生演劇サークルの延長線上にあるアート志向の強い小劇場系のイメージと思えば良い。 実際コロナ禍によって演劇も含めた興行全般は深刻なダメージを受けており、自分が楽しみにしていた初音ミクのコンサートやツアーもいくつか延期になってしまった。三密を指摘されるアニメの制作環境も立ち行かなくなって次々と放送が延期され、コミケは開催されず、テレビ番組や大河ドラマの収録は中断となり、大相撲は無観客試合。舞台上と観客の距離の近さ・空気感の共有を魅力とする舞台演劇もダメージは深刻だろう。経済だけでなく広範な文化活動や興行が危機にひんしているという問題

    演劇界隈炎上への雑感|出世景清|note
    mshkh
    mshkh 2020/05/04
    「創作そのものはそう簡単には途絶えないであろう」まさにそのとおり。だから私はあまり悲観的に考えていない。民衆の力を信じればいい
  • 2018年9月2日 / なんのために生きるか|mshkh_note

    はてなのユーザは年齢層が高めなので、いろいろ悩みが多いのだろう。 そういえば、かく言う私も以前こういう note を書いた: 世の中の悩みや苦しみは、当人にとっては現在進行形なんだけれども、同じようなことは既に多くの先人たちが経験ずみでもある。もちろんだからといって、人が楽になるわけではないんだけれども。 ちなみに、Wikipedia にはこういうエントリもある:

    2018年9月2日 / なんのために生きるか|mshkh_note
  • 見ることの創造性|棚橋弘季 Hiroki Tanahashi

    自分で何か視覚的なものをデザインしたり、ディレクションしたりする際に、自分自身に見る目がなければ、当然ながら、つくるもののクオリティーは上がらない。 利休の観察力はあまたの茶人の歴史でも群を抜いている。岡倉天心や幸田露伴ならいざしれず、とても利休にはかなう者はいない。あの造形力は観察の賜物である。器物を見る目はむろんのこと、きっと人の器量を見る目も鋭すぎるほどだった。と、松岡正剛さんは『日数寄』で書いているが、まさに千利休が茶の達人だったのも器をはじめとする茶道具の目利きができただけでなく、茶会においてどうたち振る舞うとよいかだったり、そもそも茶会には欠かせない人というものを見る目があったからなんだろう。 数多くの器の型の切抜きをつくり、見たものを自分の中で整理することを怠らなかったのだろう。見たものの意味がディテールや要素間の関係性なども含めて理解できていなければ、それを自分の創作にな

    見ることの創造性|棚橋弘季 Hiroki Tanahashi
    mshkh
    mshkh 2018/02/10
    素晴らしいエントリ.ちなみに,岡本太郎も,鑑賞=創造,といったことを主張しています
  • kerasの作者François Cholletはもっと歴史を勉強すべき。国や民族単位で批判することの愚かさを知れ - shi3zの長文日記

    mshkh
    mshkh 2017/05/17
    この人はこういうアジテーション的文章が面白い
  • 2017年3月19日 / 創造するということ|mshkh_note

    いろいろとツイートしてたらガス抜きされて,例によって note 書く気がなくなった笑.ので,ちょっとだけ. 以下のツイートが印象に残った. こういう心境は,漫画家だけじゃないよ.どんなものであれ,広い意味で創造するという営みに関わってる人は,同じような心境になることが絶対にあると思う.私もそういった思いといつも戦っているような気がする. だからたとえば私の場合だと,自分の論文を参照する論文が発表されるのが,死ぬほど嬉しい.それがたとえ世界から見れば非常に小さいコミュニティの話であったとしてもね.こういう思いは,専門家として曲がりなりにもささやかな研鑽を続けてきた身じゃないと分からないとは思うけど. ちなみに今は,自分の論文が参照されると,Google Scholar から alert メールが届くようになってる.このメールを受け取ることがすごく嬉しいんだよね.まあ便利な時代になったもんだ.

    2017年3月19日 / 創造するということ|mshkh_note
  • 2016年8月21日|mshkh_note

    知識量と「頭の良さ」は無関係で,知識など眼前の箱から引きずり出せばいい,という意見をネットで見かけることがある.この手の主張をする人って,一定の割合でいるわな. この手の主張を見かける度に,まともな知的創造作業に従事したことがないんだろうなあといつも思う. 知識量と「頭の良さ」は,けっこう相関があるよ.少なくとも一流の研究者で,知識量がない人はいないと言っていいと思う.皆さん,博覧強記ですよ.頭の良さに加えて,勉強量も膨大ということはあるけど. そもそも,知識を箱から出すというたとえを使ってる時点で,頭が悪いなあと思う.これは,たぶんコンピュータシステムからの類推なんだろうけど,人間の記憶というのはもっと玄妙で,コンピュータとのアナロジでは語れない.知識を引き出すのにも知識が必要だし,その知識を応用するのにも,知識を統合する知的な営みが必要になる. もっとつっこんで言えば,人間が記憶する過

    2016年8月21日|mshkh_note
    mshkh
    mshkh 2016/08/21
    Let's stand on the shoulder of giants!
  • ファッション業界の歴史から紐解く「佐野研二郎の盗作疑惑問題」

    IROHA GRAND HOTEL 【いろはグランホテル松駅前】コラボパートナーになってホテル... 詳細を見る

    ファッション業界の歴史から紐解く「佐野研二郎の盗作疑惑問題」
  • 「歩いているときは座っているときより創造性が60%伸びる」…スタンフォード大学の研究結果 : らばQ

    「歩いているときは座っているときより創造性が60%伸びる」…スタンフォード大学の研究結果 スタンフォード大学の研究により、歩くことが創造力(クリエイティビティ)を向上させることが実証されています。 歩行中は、座っているときよりも平均して60%も創造性を高めるそうです。 Stanford study finds walking improves creativity 176人の大学生による実験では、歩くことが重要であって、それが屋外でも何もない部屋のルームランナーでも結果は同じだったとのこと。 いずれも座っているときと比べて、ほぼ2倍のアウトプットがあったそうです。 アップルの創設者スティーブ・ジョブス氏は、歩きながら会議をすることで知られていましたが、知ってか知らずか、彼の創造性もウォーキングによって高められていたことになります。 この研究に対する、海外掲示板の意見をご紹介します。 ●中年

    「歩いているときは座っているときより創造性が60%伸びる」…スタンフォード大学の研究結果 : らばQ
    mshkh
    mshkh 2015/06/17
    Ingressやってる私に死角はなかった(かも)
  • クリエイティブになりきれず

    僕は美大の建築科を卒業して、設計事務所に就職した。美大の建築というと、皆アトリエ系という俗に言う有名建築家の事務所へ行き、弟子になるのが一般的なのだが、僕は奨学金もあったし、普通に社会人になったらお金も欲しかったので、一般企業である設計事務所へ。 同期は工学部ばかりだったので、美大卒の自分は意匠科に回してもらえるとばかり思っていたのだが、実際に配属されたのは積算科というお金の部署。毎日毎日人が書いた図面を見て、幾らになるか電卓を叩く日々。初めの頃は絶望しかなかった。上司に意匠に何とか入れないかとは相談したけど、聞き入れては貰えなかった。 だけど、僕の今の部署でも、お金の観点から設計に意見することは多々ある。予算がなければ建築は建たないのだ。これだって立派な設計の一部だと、最近では思う。 社会人になって、僕はお金と余裕を得た。美味しいお酒やご飯もいっぱい覚えた。広めの部屋に住み、好きなインテ

    クリエイティブになりきれず
    mshkh
    mshkh 2014/06/01
    応援したくなる話
  • 長文日記

    長文日記
  • より正しい物語を得た音楽はより幸せである ~佐村河内守(新垣隆)騒動について~

    被爆二世、独学で音楽を学んだ全聾の天才作曲家と謳われた佐村河内守氏のほぼ全作品が、実際には桐朋学園大学の講師を勤める現代音楽作曲家・新垣隆氏の手になるものだった、という衝撃的な事件が世間を賑わせている。これに関連して、少し自分の思うところを書いておきたい。 メディアや音楽出版社のあり方、またはポリティカル・コレクトネスについての議論はほかに譲るとして、音楽そのものについての話になる。今回の事件はかなり根源的な問題まで浮き彫りにした、というのがもっぱらの認識のようだ。人は音楽にいったい何を聴き、何を根拠に評価しているのかということ。また純粋に音楽を聴くのはいかに難しいかということ。そんな問題についてだ。ここで私は、純粋に音楽を聴くことなど不可能であるのは当然として、そんなことを目指す必要さえない、という主張を述べたいと思う。 私が初めて佐村河内氏の名前を知ったのは昨年、おそらく例のNHKスペ

    より正しい物語を得た音楽はより幸せである ~佐村河内守(新垣隆)騒動について~
    mshkh
    mshkh 2014/02/08
    これも面白い,なるほど今回の件はいろいろと示唆に富むものだなあ
  • またS氏騒動・長文多謝 - 隠響堂日記

    ☆楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→** 出版作品一覧→***NEW ◆《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。 ◆《作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊 ◆《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。

    またS氏騒動・長文多謝 - 隠響堂日記
  • ウェブリブログ:サービスは終了しました。

    「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧

  • Daily Ritualsは素晴らしい

    積読・読書途中のに関する雑感や、オンライン上の面白コンテンツ、そして世の中の不合理に対する暴言を脊髄反射的に記す。 yutakashino (柏野 雄太) another weblog: kashino.exblog.jp Archive 連休最終盤になりましたが、是非ともみなさんにオススメしたいがあります。それは、すでに更新は停止されていますが、その筋では有名だったブログ"Daily Routines"をまとめた、"Daily Rituals"です。 Daily Routines http://dailyroutines.typepad.com/ Daily Ritulas http://www.amazon.com/dp/0307273601 これは世界に冠たる業績を残した作家、音楽家、学者、発明家などがどのように日常生活を過ごしたかを簡潔まとめたで、豊富なリファレンスと共に短く

    Daily Ritualsは素晴らしい
  • 「同人誌」「同人活動」はなんのために行うのだろうか?

    同人誌」「同人活動」はなんのために行うのだろうか? 「人に見せるためだ」 これが僕の中での、正解の半分だ (ハイ結論おわり そういう話になった過程が気になった人は以下↓) 「同人活動来、自分の創作意志の充足のために行うものであって 過度に第三者から評価される、注目されることを目的とした同人活動は 不純である」 その意見は半分正しいし半分間違っていますね なぜならば 同人誌というものが、「俺得」であり続けることができなくなっているからです 同人活動がインターネットや各種SNS、デジタルデータの流通の網に 分かちがたく捉えられた現代では 嫌も応もなく「第三者の視点」を意識せざるを得ない 第三者の視点があるというそのことだけで 創作意欲は大きく影響を受けるもの たとえ目的が「自己の創作意欲の充足」が第一義だとしても このインターネット時代に自身の作品が否応なく 第三者の目にさらされるリスク

    「同人誌」「同人活動」はなんのために行うのだろうか?
    mshkh
    mshkh 2013/02/09
    共感するところが多い
  • 10 Amazing Life Lessons You Can Learn From Albert Einstein - by Dumb Little Man

    Dumb Little Man | Tips for Life Welcome to Dumb Little Man! Each week we provide a handful of tips that will save you money, increase your productivity, or simply keep you sane. Albert Einstein has long been considered a genius by the masses. He was a theoretical physicist, philosopher, author, and is perhaps the most influential scientists to ever live. Einstein has made great contributions to th

  • ウェブリブログ:サービスは終了しました。

    「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧

  • 「ただの消費者」であるというプライド。 - Something Orange

    コミケ歴は10年程度。いつも一般参加者としての参加だ。 絵描きやサークルにはとても詳しくなれた。壁サークルの絵なら、たとえ興味無いジャンルであっても一瞥するだけでサークル名ぐらいは出てくる。 でも最近猛烈に空しくなる。「おっかけ」やってること自体に後ろめたいことはない。だけど、学業や仕事を多少なりともおろそかにしてまで作品を輩出している彼らに対して、敬意を示す方法ってお金を支払ったり賞賛の声を投げかけるだけなのかと最近思う。 コミケは現金の受け渡しが必ず発生するから今まで話がぼやけていたけど、ニコニコ動画とpixivに出会ってからは考えが変わった。 ツリー状に派生作品がどんどん生まれていく光景(篠笛の"みなぎる○○"のシリーズとか)を見ていると特にそうだ。いつまでも俺も視聴者のままじゃいけないような罪悪感が付きまとうのだ。散々楽しませてもらったんだから、次は俺の番じゃないのかと。いつまでも

    「ただの消費者」であるというプライド。 - Something Orange
  • ただの読者・視聴者でいるのはもう嫌だ

    ここ数年は随分とご無沙汰しているが、コミケ歴はそれなりにあった。いつも一般参加者としての参加だ。 絵描きやサークルにはとても詳しくなれた。壁サークルの絵なら、たとえ興味無いジャンルであっても一瞥するだけでサークル名ぐらいは出てくる。 でも最近猛烈に空しくなる。「おっかけ」やってること自体に後ろめたいことはない。だけど、学業や仕事を多少なりともおろそかにしてまで作品を輩出している彼らに対して、敬意を示す方法ってお金を支払ったり賞賛の声を投げかけるだけなのかと最近思う。 コミケは現金の受け渡しが必ず発生するから今まで話がぼやけていたけど、ニコニコ動画とpixivに出会ってからは考えが変わった。 ツリー状に派生作品がどんどん生まれていく光景(篠笛の"みなぎる○○"のシリーズとか)を見ていると特にそうだ。いつまでも俺も視聴者のままじゃいけないような罪悪感が付きまとうのだ。散々楽しませてもらったんだ

    ただの読者・視聴者でいるのはもう嫌だ
    mshkh
    mshkh 2008/12/17
    分かるような気がする.作者と読者のどちらが偉いとかそういう話ではなく,こういう湧き上がる思いみたいなのが大事なんだと思う