米ニューヨークのサザビーズ競売所で競売にかけられた1000年以上前のヘブライ語聖書「サスーン写本」(2023年5月17日撮影)。(c)ANGELA WEISS / AFP 【5月18日 AFP】1000年以上前のヘブライ語聖書が17日、米ニューヨークで競売にかけられ、写本としては史上最高額の3810万ドル(約52億4000万円)で落札された。 落札された「サスーン写本(Codex Sassoon)」は、これまでに発見されたヘブライ語聖書の中で最古となる9世紀後半~10世紀初頭に書かれたもので、ほぼ完全な状態で保存されている。 競売を行ったサザビーズ(Sotheby's)によると、米国の元外交官アルフレッド・モーゼズ(Alfred Moses)氏が米非営利団体の代理として落札。同団体は今後、聖書をイスラエル・テルアビブのユダヤ人博物館に寄付する予定だ。(c)AFP
以下のような記事があった. いろんなことを知りすぎて「人生」や「生きる意味」がわからなくなった時の考え方「楽観的なニヒリズム」 - GIGAZINE http://gigazine.net/news/20170728-optimistic-nihilism/ なんだかねえ. 人が苦しんでいるとき,宇宙の広大さに比べれば人間なんてちっぽけな存在であるなどと思ったとして,それがその人に対して何の救いになるのだろうか.人が苦しんでいるとき,宇宙が大きかろうが小さかろうが,人間という存在がちっぽけであろうがなかろうが,そんなことはどうでもいいのである.いま苦しいのだ.いま救ってほしいのである. だからといって,そのような苦しみに対する処方箋を私がもっているわけではない.そもそもそんな安直な救いがあれば,人は苦しまないだろう. ただ,中年になるまでに生きてくると,そういう苦しみに対しても鈍感になって
しばらく間があいてしまったが、本ブログのエントリ「ChatGPT とヨハネによる福音書」の続きを書いてみたい。 先のエントリに書いたように、ヨハネによる福音書に、イエスが地面に何かを書いていたという場面がある。しかし今となっては、イエスが書いたその内容は知られていない。現在、その内容についてはいくつかの説があるのだが、私は、それらの説にしっくりこない気持ちを抱いていた。一方で、私なりに思うところもあるので、改めて自分の思いをエントリにまとめてみたい。それは、識者にとって失笑される内容かもしれないが、恥をかくのを気にしていたらブログなどとても書けない。ので、気にしないことにする。 前置きが長くなったが、最初に、イエスが地面に書いていた場面を簡単に説明しよう。以下では手抜きだが、ChatGPT による説明を再掲することにする: この場面は、ファリサイ人たちが罪を犯した女性を持ってイエスの前に連
つい先日、はてな匿名ダイアリーに以下のような記事がありました: 不死を扱った作品が好き https://anond.hatelabo.jp/20191029152636 その、はてなブックマークのエントリは以下のとおりです: [B! 増田] 不死を扱った作品が好き https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20191029152636 その内容について特にコメントすることはありませんが、ふと思ったことがありました。そこで、例によってまとまりはありませんが、記録としてエントリにしてみたいと思います。 不死といえば人類の見果てぬ夢ですが、死ねないということは、一つの罰にもなりえます。たとえば、磔にされ、生きたまま肝臓を鷲についばまれるプロメーテウスとか、山頂まで岩を運ぶよう命じられるが、あと少しで山頂に届くとき、その岩が転がり落ちてしまう
Christ with the Woman Taken in Adultery, by Guercino, 1621 (Dulwich Picture Gallery) Christ and the Woman Taken in Adultery, 1565 by Pieter Bruegel, oil on panel, 24 cm × 34 cm (9.4 in × 13.4 in) Christ and the woman taken in adultery, drawing by Rembrandt Jesus and the woman taken in adultery (or the Pericope Adulterae)[a] is a pseudepigraphical[1] passage (pericope) found in John 7:53–8:11[2] of
この5年くらいか、AI, 特に深層学習は世界的に大きく盛り上がっているトピックとなっている。私自身は深層学習に詳しいわけではなく、世間の流行を遠目に眺めていた。さすがに今から参戦したとしても、何周遅れになることやらと思えば乗り気にならないのも仕方がない。 このまま深層学習と縁のない人生かなと思っていたのだが、すまじきものは宮仕えというたとえもあるように(苦笑)、諸般の理由で深層学習に手を出してみようかということになった。ただし、今のところまだ勉強の段階である。 その勉強については、今の時代にあったやり方を試してみたいと思っており、(業務と関係ない範囲で)また本ブログで簡単に触れるかもしれない。 それでようやく本題に入る。今話題の ChatGPT (すでにGPT-4も発表された)についてもいろいろ試しているところであるが、その際、以前から疑問に思っていた、ヨハネによる福音書に関するある記述を
聖書を読もうと思い立ってから,早くも丸二年になった(聖書を読む).最近忙しく,予定よりもはるかにペースが落ちているが,それでもかれこれ1000ページ近く読み進み,ようやく詩篇までこぎつけた(聖書を読む (334) - 詩篇 第8~9篇).といっても,いまだに旧約聖書の段階である. しかしながら,旧約聖書を理解できたかといえばとてもそんなことはなく,読むほどに疑問点や理解不能な点が増えていくかのように思われる.ただ,一つ実感しているのは,旧約聖書の根底にある,何か強く,烈しいものである.旧約聖書を読むにつれ,その思いが自分の中に存在感を増していくかのように思われる. だが,それこそが神の摂理であるなどと,したり顔で言うことには抵抗を感じる.そもそも,そのような考えが自分の今の思いを説明するようには思われない.結局のところ,それが何であるかは説明できず,また自分でもそれをつかみきっておらず,そ
米国聖書協会(ABS)は6日、米国における聖書の利用状況をまとめた年次報告書「聖書の状況2022」(英語)を発表した。報告書によると、米国では聖書を読む人の数が前年に比べ「未曽有の減少」を呈していることが明らかになった。 調査は今年1月、米国人成人2598人を対象にして行われ、報告書は得られた回答に基づいて作成された。ABSによるこの調査は今年で12年目を迎え、聖書の利用状況や、社会における聖書の役割に関する意見など、さまざまな質問を回答者に投げ掛けている。 報告書の序文では、米国における「聖書利用者」の人口に占める割合の変化が、年ごとに棒グラフで示されている。ABSは、聖書利用者を「教会以外で毎年少なくとも3~4回は聖書を利用している人」と定義している。 米国人成人のうち聖書利用者が占める割合は、2014年に最高値(53%)を記録。その後は一貫して48~51%の間を推移し、21年は50%
熱心なカトリック信者として報道されていた前米副大統領のジョー・バイデン氏が11月26日、収穫感謝祭のスピーチ(英語)で聖書を引用する際、詩編に関わる単語の発音を2度にわたって間違えたことで、ソーシャルメディア上で「炎上」状態となった。保守派キリスト者からは、バイデン氏が有名な聖書の書名を知らなかったのではないかと疑う声も上がっている。 2016年の米大統領選では、当時大統領候補だったドナルド・トランプ氏が聖書の書名を読み間違えたとして批判されたことがあり、民主党寄りの主要メディアは執拗に批判的な報道をしていた。しかし、これらの主要メディアは今回、バイデン氏の間違いについてはまったく報じておらず、ダブルスタンダードだと批判する声が出ている。 「詩編記者」ではなく「手相占い師」? バイデン氏が発音を間違えたのは、旧約聖書の詩編(Psalm)の執筆者を意味する Psalmist という単語。この
最近 PC を新調したとき、emacs の設定変更が必要になったことがあった。取り急ぎ、AUCTeX まわりに限定してここに記録しておきたい。ここで、emacs と AUCTeX については、Emacs 28.1(現時点での最新バージョンは 28.2), AUCTeX 13.1.4 にアップグレードした。 その後、AUCTeX で LaTeX ファイルを C-c C-c しようとすると、 Latex: problems after [0] pages というエラーが出て、コンパイルに失敗する。具体的には、以下のような症状である。 auctex - Emacs gives me " Latex: problems after [0] pages " - TeX - LaTeX Stack Exchange https://tex.stackexchange.com/questions/2
聖書の物語で人々に広く知られているものと言えば、旧約聖書の天地創造物語、失楽園物語、ノアの大洪水、出エジプトの物語などが挙げられる。一方、新約聖書ではどうかというと、恐らく放蕩(ほうとう)息子の物語が上位に食い込むことになろう。 多くの芸術家は、ルカによる福音書15章で描かれる放蕩息子の物語にインスパイアされ、それをモチーフにした絵画や映画、小説などを世に送り出してきた。最も有名なのは、絵画ではレンブラントの「放蕩息子の帰還」である。映画では「エデンの東」(1955年)を、兄弟が父親をめぐる葛藤を吐露する物語として見ることができよう。小説では、マリオ・プーゾの『ゴッドファーザー』(69年、72年に映画化)における末っ子マイケルと父親ビトの関係に、放蕩息子の物語が透けて見えるといわれている。 今回紹介する「ベン・イズ・バック」も、これら傑作群の一つに加えられる一作となるだろう。特に次の一節の
2018年12月に出版された「聖書協会共同訳」。左が続編付きで、右が続編なし。いずれも中型版、引照・注付き。 昨年12月に発行された「聖書協会共同訳」の2019年の発行計画が7日、日本聖書協会のホームページで発表された。これまでに発行されていたのは中型版(B6判)のみだったが、9月には小型版(A6判)が発行され、10月にはウェブアプリもリリースされる予定だ。 9月に発行される小型版の価格は、続編付きが3600円、続編なしが3000円。いずれも引照と注は付かない。小型版は持ち運びしやすく、またキリスト教主義学校などが聖書を教科書として使用する場合にも選ばれているサイズで、「新共同訳」の小型版(続編なし)は、日本で最も多く頒布されている聖書だ。 さらに12月には、引照・注なしの中型版が、続編付き5100円、続編なし4500円で発行される。昨年発行の中型版は引照・注が付いたもので、続編付きが61
「新共同訳」以来、31年ぶりとなるカトリック、プロテスタント共同の日本語訳聖書�である「聖書協会共同訳」の出版を記念する講演に、さまざまな教派から約500人が参加した=23日、上智大学(東京都千代田区)で 昨年12月に刊行された「聖書協会共同訳」の発行記念特別講演会が23日、上智大学(東京都千代田区)で開催され、約500人が参加した。同訳で採用された「スコポス理論」の提唱者として知られるオランダ・アムステルダム自由大学教授のローレンス・デ・ヴリース氏が「神の言葉と今を生きる私たち―なぜ聖書を翻訳し続けるのか」と題して講演した。またその応答として、上智大学神学部特任教授で立教大学名誉教授の月本昭男氏が「聖書翻訳と現代―『聖書協会共同訳』によせて」と題して語った。 日本ではこれまで、日本聖書協会やその前身が主となって出版した聖書だけでも、「明治元訳」(1887年)、「大正改訳」(1917年)、
記者会見で、この日発売された「聖書協会共同訳」を前に説明する日本聖書協会の渡部信総主事(右)と、同協会翻訳部の島先克臣(かつおみ)主事補=3日、日本基督教団銀座教会(東京都中央区)で 「新共同訳」以来31年ぶりとなる、カトリックとプロテスタント共同による新しい日本語訳聖書「聖書協会共同訳」が3日、発売された。プロテスタント107人、カトリック41人の計148人が、翻訳者や編集委員などとして参加。底本は可能な限り最新の校訂本を用い、最近の聖書学や翻訳学などの進展、日本語の変化なども踏まえ、完成まで8年かけて翻訳した。同日には、発行する日本聖書協会が日本基督教団銀座教会で記者会見を開き、メディア各社約20社が集う中、新しい聖書の発行の経緯や特徴などを説明した。 オランダでの成功事例に学び「スコポス理論」を採用 「聖書協会共同訳」の翻訳は2010年10月から始まった。しかし、同協会はその5年前か
英国人兵士ジョージ・バイナル氏の写真と、同氏が家族に、聖書と銃弾と共に送った手紙(写真:英国聖書協会) 第1次世界大戦で戦った兵士たちにとって、聖書は装備の中でも重要な役割を担っていた。死が間近に迫って来たとき、聖書は大きな意味を帯びた。 民間人を含め千数百万人の死者を出したとされる第1次世界大戦は今月11日、終結100周年を迎えた。英国聖書協会はその記念日に合わせ、聖書が前線部隊の兵士たちにとってどれほど大きな意味を持っていたかを紹介している。 第1次世界大戦では、欧州各地で大規模な塹壕(ざんごう)戦が展開され、ベルギー南部からフランス北東部にかけて構築された「西部戦線」は、大戦期間中、4年にわたる膠着(こうちゃく)が続いた。その西部戦線の塹壕で敵の戦火にさらされた英国人兵士ジョージ・バイナル氏は、間近に迫る死を経験した兵士の一人だ。バイナル氏が休息を取ろうと兵舎に入ると、一人の友人が近
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