今回の西日本各地を襲った豪雨で、命を失われた方々の魂の平安をお祈りします。また、被災された方々の心が癒やされ、1日も早く希望に満ちた日々が来ますように、お祈り致します。 私は今から7年前、東日本大震災が起こった後、その震災の悲惨さから、新聞やテレビで「神はいない」という言葉を、時々、いや何度も、耳にしたことを思い出しています。 そして今回は、私自身が住んでいる、まさにすぐそばで悲惨な災害が起きました。自衛隊のヘリコプターの音を聞きながら、まさにその時の問いをもう一度、神に問うています。「神様、あなたががいらっしゃるなら、なぜこの悲劇をお止めにならなかったのですか」 次のものは、東日本大震災からほぼ1年が過ぎた頃の2012年3月18日に、岩村義雄先生が率いる「神戸国際支縁機構」の東北でのボランティアに向かう直前に行われた礼拝で、依頼があってお話をさせていただいた原稿です。 ◇ わたしは主、あ