何で人文系がこんな体たらくになったのかという理由、今やほぼ追放されたに等しい身だが中の人だから分かるんよな。個人的には、大学院重点化政策以後、キャリア形成競争が激化し、学振や科研費の争奪戦なり業績至上主義なりアウトリーチ活動なりを盛んに行うようになったことにその理由があると思う。
歳出のほとんどが社会保障(医療費)平成27年度一般会計予算 歳出のほとんどを 国債24% (23兆円) 、地方交付税16%(15兆円)、社会保障33% (32兆円) が占めています。 社会保障の内訳は2009 年度のものですがこちらにまとめられていました。 年金を除くとほとんどが医療費ですね。 人文社会系の取り分は 0.3%一方、文教及び科学振興は 6%(5兆円) です。これは小中高大学全部合わせた額です。 大学の取り分はどうでしょうか? 平成21年度の資料によると 国立大学法人等運営費交付金 自然科学系 9,958億円 非自然科学系 2,407億円です。(資料8 p10より) それでは科学研究費はどうでしょうか? 科研費全体で2000億円。まず半分を生物系が取って行きます。残り40%をその他理系分野が取り合います。(資料8 p10 左上の3色に色分けされた図) 人文社会系は残りの14%。
昨年から電子書籍の環境を整え続けている。 電子書籍をさらに読みやすくするために、書誌情報にページ数を付け加えることにした。ページ数が分かると、どの程度の時間で読めるのかが予測できる。まああってもいいけど、なくてもいいかなという程度の情報だ。 ところが使ってみると実に革命的で、予測すらしたことがなかったが、書名や筆者、出版社などの情報よりもページ数が役に立つことがある。出版年とジャンル、あるいは出版社などによってページ数に類似性があり、慣れてくると一覧に表示されるページ数で内容も感覚的に予測できるようになる。 書籍の総ページ数というのは、それ程重要視されていない。だから引用の書誌情報に、総ページ数はあまり書かない。ただし並べてみると、なんらかの重要な情報が含まれているように思えてくる。 私のデータはたかだか2000、それでもこういう面白い並びになる。 感覚的に利用できている以上は、なんらかの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く