公立大0件、東大最多の10件 大学院の研究拠点採択2008年6月18日印刷ソーシャルブックマーク 文部科学省は18日、大学院の優れた教育研究拠点の形成を重点的に支援する「グローバルCOE(卓越した拠点)プログラム」の08年度の審査結果を発表した。315件の申請があり、国立大は21大学で55件、私立大は8大学13件が拠点として採択されたが、公立大は0件。大学別では東京大が最多の10件で、約15%を占めた。 同プログラムは07年度に始まり、1件当たり平均で年2億6千万円が交付される大型事業。2年目となる今回は医学系▽数学・物理学・地球科学▽機械・土木・建築・その他工学▽社会科学▽学際・複合・新領域の5分野で審査が行われた。 07年度に3件が採択された公立大からは24件の申請があったが、前身の「21世紀COEプログラム」(02〜04年度に採択)の時代も含め、初めて採択が「0」となった。採択数では