2013年04月29日22:19 ネット証券の早期ISA口座囲い込み勧誘はクソ営業 カテゴリ投資信託・ETF銀行/証券会社/FX業者 tsurao Comment(4)Trackback(1) おい、ネット証券各社。日本版ISA口座スターターキット申込受付する前にやることがあるだろう (梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー) 水瀬さんも上で書いていますが、ネット証券各社のISA口座囲い込みは酷いものがあります。 例えばマネックス証券は「上場株式等、株式投資信託」と書いているように、現時点では各ネット証券でISA口座対応となる対象がよく分かりません。 「自社のサービスの対象範囲はよく分からないけど申し込んでね。」というやり口が良くないのですが通常口座ならまだいい。その会社のサービスが気に入らなければ他に移ればいいのです。 しかし、ISA口座は違います。 ひとり1口座限定です。ある金融機関で口座
日本版ISAについて、いろいろ不明点が多いなか当ブログでどう取り上げようか思案している間に、ネット証券各社では早くも「スターターキット申込受付」を開始したようです。 SBI証券 日本版ISAの開始に伴う口座開設書類の請求予約申込受付け開始のお知らせ マネックス証券 個人投資家向けの新しい非課税制度!「日本版ISA」が始まります! 楽天証券 ISA口座スターターキットのお申込み受付を開始しました ISA口座について、金融庁の公式情報では運用開始が2014年1月から、ISA口座の開設受付は2013年10月から、と言われていましたが、フタを開けてみれば半年以上前の4月現在から、「スターターキット申込」という名の青田刈りが始まっています。 ISA口座はひとり1口座しか作れません。5年間は変更もできません。つまり、金融機関からしたら「世紀の顧客囲い込み大作戦」が始まろうとしている状態なのです。ネット
サブプライム危機やリーマン・ショック以降の株価が低迷した昨今 株式の売買手数料が収益の柱となる証券会社は苦戦をしています マネックスグループとSBIホールディングスとカブドットコム証券を比較 - Ullet Ullet(ユーレット)のサイトで3社を比較してみても利益が毎年不安定であったり右肩下がりであったりとネット証券が誕生した頃のような華々しい姿はどこにもありません なぜ苦戦をしているのか? 売買手数料の値下げ合戦投資信託のノーロード化貸株金利の競争信用取引金利の競争投資データなどの充実 一見すると顧客重視で良いことばかりです よくよく拝見してみると価格競争ばかりが目立ちますね ちょっと前なら株式を買うって金額にもよりますが500~1500円くらいはしました 最近は無料~150円ってところでしょう? 10倍の取引量でトントンなのですが10倍も株取引をしたいって投資家が来るはずありません
2011年07月15日00:10 ネット証券:株の成功体験は投信には通用しない カテゴリ投資信託・ETF銀行/証券会社/FX業者 tsurao Comment(4)Trackback(0) 『ネット証券における投信販売はどうあるべきか』 『ネット証券における投信販売はどうあるべきか - ネット生保(ライフネット生命)に学ぶ』 こんなテーマで書いてきましたが、その続き(?)です。 プロジェクトに参加しているネット証券4社にその自覚が無いはずはないと思うのですが、「資産倍増プロジェクト」を見ている限り、株式取引で顧客を獲得した成功体験を、投資信託にもそのまま持ち込んでいるようにしか思えません。 それはいかんでしょう。 ネット証券は松井証券、SBI証券、楽天証券などが安い手数料などを謳い文句にしながら、株式取引の個人顧客の多くを獲得してきました。 (参考:『「ネットトレーダー向け総合サイトを志向
こんにちは。 インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。 金融商品に関しては、さまざまな誤解が存在します。 そもそも、どうして誤解が生まれるかというと、 公開している情報が「不足」しているからです。 当事者側は十分情報を出しているつもりでも、 1.「情報」が必要な人の手元に、 2.必要とされる「情報」が、 行き渡っていないケースがよくあります。 たとえば、 「毎月定額で投資信託が買えるの??」 と、驚く人がいます(わたしは15人くらい知っています) 「えっ、自分の銀行口座から引き落としで 投資信託が買えるの??」と驚く人もいます。 (わたしは9人くらい知っています) つみたてという行為そのものには、 馴染みがある人が多いのに、 それを、投資という行為と結びつけて イメージできる人がすごく少ないのです…。 それはなぜなのでしょうか?? 答えはカンタンです。 資産運用業界の人たちが
2011年07月13日00:15 ネット証券における投信販売はどうあるべきか カテゴリ投資信託・ETF銀行/証券会社/FX業者 tsurao Comment(11)Trackback(1) ネット証券4社の「資産倍増プロジェクト」関連トピックです。 「資産倍増プロジェクト」の一環で発表された4社のインターネット証券専用ファンドの期待外れによって、投信ブロガーからプロジェクトそのものへのダメ出しすら受けている「資産倍増プロジェクト」。 そのような反応を受けて、6月28日にはカブドットコム証券の臼田琢美執行役が、『ネット証券4社共同での投信プロジェクトについて、個人的な想いや考えを書きます』というレポートを寄せております。 これが良くありません。 3ページにわたって書かれていますが、読み進むほどおかしなことになっています。 早い話がシェアを高めるにはどうすればいいか? これはもう対面の投資家に
カン・チュンドさんの記事「日本のネット証券が扱う投信は、すでに世界屈指のスペック。ソフトの工夫で大化けする!」にすでに書いてあるような気がする。以下、抜粋: たとえば投資家がネット証券とある程度取引をしたら、その人の取引の傾向に合わせてセグメント化して、その投資家が次にログインしたときにはトップページからその人に合わせたデザインになっているようにするべきではないでしょうか。たとえば「初心者の方にはこういう投資スタンスで投信を選んでみましょう」というガイダンスがあればいいと思います。 すでに手本はそこらじゅうにある。これがうまいのがアマゾンではないかと思う。 関連記事: ・さらに悪化した「資産倍増プロジェクト」専用投信
※今回の記事はインターネット証券大手の4社(SBI・マネックス・楽天・カブドットコム)に向けて書いています 資産倍増プロジェクトが立ち上げた当初の理念とは裏腹に個人投資家達から非難されています その矛先がネット証券4社共同での投信プロジェクトでの選考された3ファンドの内容 紹介している自分のブログ記事でも日に日に内容がきつくなっているがわかります 日本応援株ファンド(日本株) (三菱UFJ投信) 関連記事 ネット証券専用ファンドシリーズ 日本応援株ファンド(日本株)の登場 新興国中小型株ファンド (DIAM AM) 関連記事 ネット証券専用ファンドシリーズの理念が消えた 新興市場日本株 レアル型 (DIAM AM) 関連記事 ネット証券専用ファンドシリーズは終了しました なぜ自分に限らず批判の対象になっているのか? 「ホンネの資産運用セミナー」管理人のゆうきさんが自分と同じ思いを完璧に書き
松本氏のコメントを読んで… (虫とり小僧) 2011-06-20 16:06:03 別に昔から、インデックスファンドや長期はベストの答えではなかったと思います。 後から振り返えりさえすれば、それよりもよい選択肢はいくらでもあったはず。。 ただ、「事前にはそれが分からない」ということについては今後も同じなわけで、無難に低コストものを選択している個人投資家がいてもいいと思うんですがねー。 決してアクティブファンドやアクティブ運用、その他の投資法を否定しているわけではなく、ただ単純に自分には、友達でも家族でも幼馴染でもない(能力や人柄はもちろん、健康状態や寿命についてもよく知らない)アクティブファンドの中の人が不確定要素渦巻く未来において、本当に勝ち組に回れるのかどうか、勝ち続けられるのかどうかなどを判断する能力がないだけなのです。 んまぁ、プロの方たちはどんどんアクティブな運用をして市場の効率
ファイナンシャル・ジャーナリスト 竹川美奈子のブログ。 お金に関する情報や日頃感じたことを発信していきます。 6月14日に、資産倍増プロジェクトについて、井土太良・SBI証券社長、齋藤正勝・カブドットコム証券社長、松本大・マネックス証券社長、楽天証券・楠雄治社長の4名がマネー雑誌の会見に応じました(時間は30分ほど)。途中から対談っぽい感じになっています。 --改めて資産倍増プロジェクトをスタートした意義について 楽天証券・楠雄社長 ネットでは投信は売れてこなかった。ネット証券が始まって12年。4社合わせて(投信は)9000億円。今は1兆円くらいまでいっているかもしれないが、日本の投信全体は65兆なので、その中のたった1~2%。必ずしもうまくいってこなかったチャネルが、一緒にタッグを組んでやることで、より一般に投資家に幅広く知っていただける点において意義深いのではないか。 SBI証・井土社
こんにちは。 インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。 テレビドラマの中で「投資」の場面が出てきたりすると、 必ず、目をギラギラさせた「主人公」と、 トレードをするための「パソコン」と、 ちょっと薄暗い室内が映し出されます。 そして、上がったり下がったりする「株価」を前に、 「いいんだ。とにかく売れ!売って売って売りまくれ!」 みたいな「セリフ」が登場するのです。 (もちろん、主人公の顔は青白く、髪を振り乱している..) 断言してもいいですが、 上記のようなシーンを設定するプロデューサーは、 【自分で、投資をやったことがない人】でしょう。 私たちは日常生活の中で、 職場でも、家庭でも、 「ああ、投資って、短期的に株を売り買いすることでしょ。」 と、思い込んでいます。 証券会社でも【売買】を勧めることが当然、 という空気が流れています。 これは、↑ 商品提供側の事情を察すれば当
投信積立サービスは仕事の忙しいサラリーマンにとって最も有効なサービスであると思います 最初に積み立てたい投信を選択して毎月積み立てたい金額を指定するそれだけで毎月、証券会社の指定する日に銀行から引き落とされたり投信を購入される ※カブドットコム証券は自分の指定した日資産運用おしまい これだけで下手なファンドマネージャーを雇うよりも強力(なにしろ恐怖とか感情がない)で低コスト(プログラムに支払うカネは不要)なのだから投信積立サービスは素晴らしいです そんな素晴らしい投信積立サービスですが上級者になるともうチョット欲も沸いてきます 9月前半の積立 Passiveな投資とActiveな未来さんより 本当は証券会社の積立サービスを利用すればもっと楽チンなのですが、私の場合積立リバランスをしながら月2回積立てているので、証券会社の積立サービスにはいまいちフィットしていません。 自分もまったく同様の考
こんにちは。 インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。 (そもそも)FXや個別株の【短期売買】と、 投資信託を用いた【長期保有】を、 同じ「投資」という枠で括るのはおかしいと思いませんか? 【短期売買法】と【長期保有法】は、 その「世界」がまったく異なります。 見える景色も違えば、 流れている空気も違います。 その行為そのものにかける「時間」も まったく異なるのです。 そこでわたしは、 ネット証券の担当者の方に言いたいのです。 SBI証券や楽天証券や、 マネックス証券やカブドットコム証券などの 「サイト」を見るたび、わたしは思います。 FXや、個別株を用いた【短期売買】と、 投資信託を用いた【長期投資】を、 ◆ どうして 【ひと括りにしてしまうの??】と。 (はっきり言って) ⇒ FX、個別株を売買する人は、 STAMの「インデックスファンドシリーズ」になんて、 興味ないので
こんにちは。 インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。 わたしの思考やノウハウは、 お客様とお話し合いをする中で突然目覚めたりします。 たとえば、 ブローカー(仲介業者)としてのネット証券は、 もはや【品揃えの違い】を打ち出しにくくなっています。 手数料収入についても 競争が激しくなっているため、 利益率が伸びていくのは難しい状況です。 金融商品の売り買い時だけでなく、 資産の管理そのもので フィー(報酬)を得ていくモデルを構築することが 必要ではないでしょうか。 先日、マネ缶スクール「スタンダードコース」を 開催したときのこと。 質疑応答の時間で、 Tさんという参加者の方が 積立て投資についてこんな疑問を投げかけられたのです。 「カンさん。積立て投資術の本で、 「年に1度のリ・バランス」について言及していますね。 その主旨は理解できたのですが、 自分で毎月の「配分割合」と、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く