日本の年金制度は3階建て 日本の年金制度は、よく家にたとえられて「2階建て」「3階建て」といわれます。公的年金だけだと2階建て、それに上乗せする年金制度を含めると3階建てとなりなす。 1階部分:全国民共通の年金制度である「国民年金」 2階部分:会社員、公務員の年金制度である「厚生年金」 3階部分:会社独自の年金制度である「企業年金」、公務員独自の上乗せ制度である「年金払い退職給付」 これを図で表すと以下のとおりです。 現在の年金制度は、職業別で1階建ての人もいるし、3階建ての人もいるシステムです。当然、通常は「1階建て」より「3階建て」のほうが、受け取る年金額は多くなります 年金一元化により共済年金が厚生年金へ統合 公務員等の年金制度は、2015年9月までは2階部分が「共済年金」、3階部分は「職域加算」でした。ただ、2015年10月から共済年金は厚生年金に一元化。3階部分について職域加算が