2014年2月26日 08:44 投資と資産運用の違いからわかること 一般的に投資と資産運用という言葉は同じような感覚で使われています。しかし、これらには大きな違いがあります。投資というのはまさに「資金を投げる」こと。一方、運用というのは「運んで用いる」ことです。例えばある銘柄を買って10倍高をしたとします。これは投資としては大成功だといえるでしょう。しかし、投資した金額が10万円だったら、大成功の結果は100万円のみです。これだけでは退職後の生活を支えるのは難しいでしょう。そこで資産運用の視点が大切になります。 私は資産運用を「人生を通じて金融資産全体をできるだけ安定的に目標とする水準にまで増やすこと」だと定義しています。まず、「人生を通じて」ですから基本的に長期投資です。就業時代の方は資産運用のうちの「資産形成」、退職後の方は「資産活用」です。次のキーワードは「全金融資産」です。つまり
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2013年6月 2日 10:13 AIJやらMRIやら、色々と怪しげな投資詐欺的事件が発覚しています。特に相場が上昇トレンドにあるときには、サギもたくさん出てきますし、また、カモも危険を顧みずにサギの言うことを聞いてしまうのです。この手の事件でいつも驚くのは投資金額の大きさです。高齢者の方が引っ掛かりやすいということもあるのですが、1000万円単位での買い付けも珍しくないようです。資産が何十億円もある大金持ちではない人にとって退職後の生活を支えるはずの「虎の子」の何千万円がアワと消えてしまうのは恐ろしいことです。 違法行為を行う当人が責めを負うべきであることはいうまでもありませんが、正直のところ投資家サイドにもう少し金融知識があれば、このような商品を買うことは避けていただろうと思います。そう思うと残念でなりません。難しい金融理論はいらないのです。たくさん儲ける方法を求める前に、絶対に買って
2013年4月19日 12:03 投資信託で何を買っているのか? そう、聞かれればほとんどの方は、「当たり前だよ、リターンに決まっているじゃないか」と答えると思います。それはそれで正しいのですが、少なくとも短期的には買ったと思ったリターンが得られないこともあります。リターンは買った投信が将来生み出してくれるものです。そして、それは投資期間が短期であるほど不確定なものです。 では、投信を買って確実に得られるものは何か?それは「エクスポージャー」です。しかし、この「エクスポージャー」という言葉がなかなか日本語に直せないやっかいな言葉なのです。「Exposure」は写真の「露出」のことなどを指すのですが、辞書を引けば、要するに「さらす」という意味であることがわかります。日光、風雨、冷気、危険、非難、恥辱などにさらされることを意味します。 金融市場でエクスポージャーと言えば普通は株式などリスクのあ
2012年11月 5日 14:48 2013年1月号より従来、有料で配信させていただいていたインベストライフ会報誌を無料化し、幅広い方々にお読みいただけるようにいたします。 インベストライフは2003年1月に雑誌形態で創刊されました。当初はオフィス・サンサーラ社が出版しておりましたが、2006年2月に当社が事業買収をし、当社の会報誌として発刊を続けてきました。情報化という時代の大きな変化に対応して2010年1月号よりネット・マガジン化を行い今日に至っています。したがって、2012年12月号でちょうど10年を経過したことになります。 その間、インベストライフは、長期投資仲間が知識を共有し、お互いに長旅を支えあう場を提供するための媒体として存在を続けてきました。会報誌の編集にあたっては、三つの基本原則を守ってきました。それらは、全員が個人としての本音を書くこと、企業広告を取らないこと、そして、
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