相互リンク先のRennyの備忘録で、ホールドすべきかどうかが議論されていました。年齢や資産総額など、リスク許容度が異なるので一般論として論じることには無理がありますが、本ブログでは、木村剛氏の著作「投資戦略の発想法」に基づいて投資を進めていますので、とりわけ、積み立てを始めて10年に満たない方のような場合には、ホールドすることをお勧めします。 木村氏によると、住宅ローンがある場合、そもそも株式投資をすべきでないそうです。借金があるうちにリスク資産で運用することは、間接的信用取引といえるからです。子供がいる場合には、結局、ローンで住宅を購入するケースが多いと思われますので、かなり多くの家庭が投資家不適格であることになります。「投資戦略の発想法」は、投資を始めるまでの要件が非常に厳しく、一部では、投資を否定する投資本と評価されているようですが、その主張は、至極まっとうなものだと思います。 他方