マネックスを離れた今も毎日愛読しているのが、マネックスメールに掲載されている「松本大のつぶやき」です。グループのトップとして経営する傍らで毎日ネタを探し、書き続けることは本当に大変なことだと思います。時には、明らかに時間切れだったと思うようなことが書いてある日もありますが、そこから彼の心の動きが何となく見えたりして、それもまた一興です。 少し前に書いてあった株式投資というつぶやきは、日本の資本主義に対する彼の変わらない想いが感じられる内容でした。 株式投資というと未だにギャンブル呼ばわりする人がいます。確かに投機的な取引をすることも可能ですが、大きく捉えれば株式市場とは、富を効率的に配分するための優れた仕組みと考えることができます。取引によって企業の価値を多くの人が評価し(割安なら買う、割高なら売る)、お金が余っている人(投資家)からお金が足りない人(企業)への流れを円滑に作り出す。完全な