『本日のスープ 〜株式投資をめぐる三重奏〜』 43皿目はrennyさんの寄稿です。 前回のまろさんのスープを振り返りましょう。 運用会社自身が投資不適格の自己矛盾 かなりスパイシーというか辛いお味。 これで思い出したのが「スチュワードシップ・コード」のお話。 投信会社が自分たちが運営するファンドの投資先に「目的を持った対話」の機会を設けることで投資先の価値を高めようとする試みが始まっているようです。こうした試みが上手くゆけばファンドの投資家のリターンにもポジティブな影響が出る、というのが話の流れです。こうした挑戦、目論見そのものに異存は無いですし、投信会社の積極的な取組を期待しています。 しかし、です。 投資先の会社に「目的を持った対話」に取り組む以前に、果たすべき責任があると思います。 受託者責任です。 最近、Web上で目にした事例です。 某社のインデックスファンドで起きたことです。 そ