5月17日、米テキサス大学オースティン校の地質学者クリフ・フローリッチ氏率いるチームが発表する調査で、過去40年間にテキサス州で発生した地震の約9割が石油とガスの採掘に誘発されていた可能性があることが分かった。同州の油田で2015年8月撮影(2016年 ロイター/Mike Stone) [ヒューストン 17日 ロイター] - 米テキサス大学オースティン校の地質学者クリフ・フローリッチ氏率いるチームが発表する調査で、過去40年間にテキサス州で発生した地震の約9割が石油とガスの採掘に誘発されていた可能性があることが分かった。さらに、ここ10年間で油田採掘が増加したのに伴い、地震の頻度も増しているという。 ロイターが公表内容を事前に入手した。 同チームは、1975─2015年にテキサス州で発生したマグニチュード3以上の地震162回について調査。その結果、約25%が石油・ガスの採掘によって「ほぼ確