【北京=多部田俊輔】トヨタ自動車は25日、中国ネット大手の騰訊控股(テンセント)と戦略提携すると発表した。トヨタが中国で販売する電気自動車(EV)で、テンセントが人工知能(AI)やクラウド、ビッグデータなど3分野で協力する。中国はEVが急速に普及し、中国勢の攻勢でトヨタの中国販売は苦戦している。次世代車の要となる車載サービスで中国企業と連携し、開発速度を引き上げる。25日開幕した世界最大級の自
EV販売の減速が止まらない 米国では昨年後半から電気自動車(EV)の不振が顕著に見られるようになったが、2024年に入り、さらに鮮明化・定着化している。 EV各社は赤字や収益率低覚悟の値引き、毎年2月の国民的スポーツイベントであるNFLのスーパーボウル中継への広告出稿、さらに廉価モデルの市場投入などテコ入れを図っているが、販売の減速が止まらない。 昨年の今ごろは、EV販売が右肩上がりという論調ばかりであったが、そのころには想像すらできなかった「2024年のEV販売台数が前年割れ」の可能性すらメディアで指摘されている始末だ。 一方、トヨタをはじめとする日本勢のハイブリッド車は飛ぶような売れ行きである。 なぜ米国でハイブリッドが爆売れするのか。理由を探ると、EVとの比較における経済的・環境的な合理性が認識され、消費者ファーストの使いやすさが圧倒的な支持を受けていることがわかる。 「EVブーム」
トヨタ自動車が進めている、新型エンジン開発プロジェクトの一端が分かった。開発しているのは1500cc直列4気筒エンジンで、車両搭載時期は未定だが、早ければ2026―27年にも開発にめどを付ける見通し。補助金の見直しや航続距離などの課題から、世界では電気自動車(EV)シフトが鈍化。利便性の高いハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の需要が増えている。水素や合成燃料などの活用も視野に環境性能の高い高効率エンジンの重要性が高まっており、対応を強化する。 1月に開かれた展示会で、豊田章男会長が新型エンジンの開発に着手したことを明らかにした。同会場では高い環境性能のエンジンとレース向けエンジンの二つの開発を示唆。1500cc直列4気筒のエンジンはこのうち、環境対応型とみられる。上郷工場(愛知県豊田市)で開発し、日本や中国などで走行する車両への搭載を想定する。 脱炭素化の流れを受け
トヨタ自動車が新エンジンの開発に乗り出す。カスタムカーの展示会「東京オートサロン」で豊田章男会長は「新たにエンジン開発を進めていくプロジェクトが動き出した」と語った。脱炭素の実現には、エンジン技術の進化や発展が不可欠だと判断した。豊田会長は「カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)に向けた現実的な手段として、エンジンにはまだまだ役割がある」と述べた。佐藤恒治社長ら経営メンバーもこの提案に共感。「未来に向けて必要なこと」(豊田会長)と位置付け、新プロジェクトを始動した。 またエンジン部品を手がける仕入れ先(サプライヤー)の重要性を豊田会長は強調。「日本を支え、これからの日本を強くしていく技を持った人たち。失ってはいけない」と訴えた。 エンジン関連部品を手がける企業からは歓迎の声が挙がった。ある1次取引先の経営幹部は「非常にうれしい話」と語る。エンジンにはエンジン自体のほか、変速機や
A logo on a Toyota bZ4X electric sport utility vehicle. Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg トヨタ自動車は、純電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)向けのバッテリーを製造するノースカロライナ州工場に80億ドル(約1兆2000億円)を追加投資する。 発表文によると、建設中の新工場では、すでに発表されている2本のバッテリー製造ラインに加え、新たに8本のラインを順次立ち上げる。同工場への累計投資額は139億ドルに達するとしている。 トヨタは競合勢の多くと比べて、EVに対してより慎重なアプローチをとってきた。だが、米国ではハイブリッド車の販売が急増しているにもかかわらず、より強固なEV戦略への基盤を静かに築いている。トヨタが現在米国で販売している純EVは、トヨタの「bZ4X」とレクサスの「R
トヨタは2つの新型「ランドクルーザー」を世界初公開! どういうこと? トヨタ「ランドクルーザー」は「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」として1951年の誕生以来、世界中で愛されています。 ランクルの愛称でも知られる同モデルには、大きく3つのシリーズが存在しますが、2023年8月2日に新「ランドクルーザー70」と新型「ランドクルーザー250」が世界初公開されました。 これまでランクルは、常に最新技術を導入しフラッグシップとして進化を担う「ステーションワゴン」、悪路走破性をベースに扱いやすさと快適性を付与し、人々の生活と実用を支える「ライトデューティー」、高い耐久性、走破性が求められる「ヘビーデューティー」の3シリーズを展開してきました。 ステーションワゴンは300系、ライトデューティーは150系、ヘビーデューティーは70系をラインナップ。 今回お披露目されたヘビーデューティーの70
トヨタの水素エンジン車、レース完走 脱炭素の選択肢アピール 2021年05月23日19時09分 走行するトヨタ自動車の水素エンジン車=23日、静岡県小山町の富士スピードウェイ(同社提供) トヨタ自動車は、サーキットを24時間走り続ける耐久レースに水素が燃料の「水素エンジン車」で参戦し、23日、完走を果たした。ドライバーの一員としてゴール時の運転を担当した豊田章男社長は記者会見で、「脱炭素社会に向けた選択肢を広げる第一歩を示せた」と強調した。 トヨタ社長、耐久レース出走 開発中の水素エンジン車で 開発中の水素エンジンは、ガソリンエンジンと同じ仕組み。動力を発生させるのに水素を燃焼させるため、走行時に二酸化炭素(CO2)をほぼ排出しない。トヨタには他にも、ハイブリッド車、燃料電池車などの環境技術があり、車のCO2排出を削減する選択肢が電気自動車だけではないことをアピールした。 ただ、水素エンジ
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