【台北=龍元秀明】世界最大の半導体受託生産会社(ファウンドリー)である台湾積体電路製造(TSMC)が18日発表した2024年1〜3月期決算は、純利益が前年同期比8.9%増の2254億台湾ドル(約1兆円)、売上高は16.5%増の5926億台湾ドルだった。いずれも同期としての過去最高を更新した。生成AI(人工知能)向けなど先端半導体の受託生産が好調だった。半導体市況が低迷した23年12月期は前の期
小林製薬のサプリメントで日本では死亡例を含む健康被害が出ている問題。台湾でもこれまでに3人が被害を訴えているという。 紅麹原料の現地製品で 台湾の食品薬物管理署の統計によれば、同社の紅麹を含む製品の使用によって腎臓の疾患を訴えている人は、30日までに3人に達した。台湾の新聞「聯合報」などが報じた。 同紙によれば、そのうち一人は南部高雄の70歳代の女性。去年3月に腎不全で病院に行き、その後治療を受けた。女性は、発症以前に同社の紅麹を含む台湾製の健康食品を3年間から4年間に亘り服用していたという。 別の例は台中の女性。一昨年7月から同社の紅麹成分が含まれるカプセル剤を使用。使用当初は症状がなかったが、今年に入り体調不良となった。病院に行ったところ、腎機能に異常が見つかったという。 被害の広がりによっては... 台湾では今のところ影響は限定的といえるが、今後さらに被害が拡大すれば集団訴訟に発展す
台湾の国営通信社「中央通訊社」が運営する日本語サイト「フォーカス台湾」の公式アカウント。 台湾ニュースを政治、社会からスポーツ、エンタメまで、日本語で毎日発信しています。 在日台湾人団体、日本の漁業者や水産物への応援を呼びかけ 「中国の暴挙に反対」(東京中央社)在日台湾人団体の連合組織「全日本台湾連合会」は27日、日本の漁業者や水産物への応援を在日台湾人に呼びかける声明を発表した。「日本の水産物をたくさん消費して中国政府のむちゃくちゃな暴挙に反対」するよう求め、世界各地の台湾人に対する積極的な情報発信を促した。 声明では東京電力福島第1原子力発電所にたまる処理水の海洋放出が24日に開始されたことに触れ、国際安全基準を満たしていることを国際原子力機関(IAEA)が結論付けた「包括報告書」が公開された上で行われているものだと説明。十分に安全が保証されたものであるにもかかわらず、中華人民共和国が
1965年、兵庫県明石市出身。元産経新聞台北支局長、広島総局長、編集委員。2019年末に退職しフリーに。近著に『アジア血風録』(MdN新書)。台湾海峡の情勢などを中心に雑誌やネットニュースに執筆多数。YouTube番組『吉村剛史のアジア新聞録』『話し台湾・行き台湾』(HYPER J CHANNEL)でMC。東海大学海洋学部非常勤講師。22年11月からThe News Lens JAPAN編集長。 県独自に台湾の対岸・福建省で交流促進姿勢玉城デニー沖縄県知事は、中国との経済・貿易活動を推進する「日本国際貿易促進協会」(=通称・国貿促)の訪中団(団長・河野洋平元衆院議長)に参加し、財界人らとともに7月3日から7日まで中国を訪問した。 北京では、琉球王国時代に中国大陸で客死した使者や留学生らの埋葬地「琉球国墓地」跡地を訪れて、沖縄と中国の交流の歴史を振り返ったのをはじめ、習近平国家主席の側近であ
中国軍は、8日から3日間の日程で、台湾周辺でパトロールと軍事演習を始めたと発表しました。台湾の蔡英文総統とアメリカのマッカーシー下院議長の会談への対抗措置とみられ、8日は制海権や制空権などを奪取する能力を重点的に検証したとしています。 中国軍で台湾方面などを管轄する東部戦区は、8日から10日までの日程で台湾海峡と台湾の北部、南部、東部の海域や空域でパトロールと軍事演習を行うと発表しました。 発表では、命令を受けて陸海空軍とロケット軍を速やかに予定区域に集結させて作戦を展開したとしています。 また8日の演習では、制海権や制空権、それに情報の支配を意味する「制情報権」を奪取する能力を重点的に検証するとともに、台湾を取り囲むように部隊を進め、威圧する態勢を作り上げたとしています。 台湾の蔡英文総統がアメリカのマッカーシー下院議長と会談したあと、中国国防省は「中国軍は常に厳戒態勢を保ち、国家の主権
中国序列4位と会談 訪中の台湾国民党副主席 2023年02月11日10時34分 中国共産党序列4位の王滬寧・政治局常務委員(右)と会談する台湾最大野党、国民党の夏立言副主席=10日、北京(国民党提供・時事) 【台北時事】中国を訪問している台湾最大野党、国民党の夏立言副主席は10日、中国共産党序列4位の王滬寧・政治局常務委員と北京で会談した。夏氏は前日にも台湾政策担当トップの中国高官と会談しており、両党の接近が鮮明になっている。 【中国ウオッチ】中国の台湾侵攻「2027年の可能性」 外交部長が異例の予測 中国国営新華社通信によると、王氏は会談で、中台の交流促進を通じて「台湾同胞を団結させ、祖国統一と民族復興の歴史的大業を共に成し遂げる」と表明。台湾統一を目指す習近平政権の方針を明確にした上で「台湾独立勢力と外部勢力の干渉に断固反対する」と述べ、「一つの中国」原則を認めない台湾の民進党政権や米
【読売新聞】 【台北=鈴木隆弘】台湾の22市県の首長らを選ぶ統一地方選は26日、投開票された。 蔡英文 ( ツァイインウェン ) 総統率いる与党・民進党は、焦点だった首長ポストの獲得で改選前の7市県に届かず、大敗した。総統の任期を1
Published 2022/11/26 22:51 (JST) Updated 2022/11/26 22:53 (JST) 【台北共同=松岡誠】台湾で2024年1月に予定される総統選の前哨戦として注目される統一地方選は26日投開票が行われ、蔡英文総統が率いる与党、民主進歩党(民進党)が大敗した。蔡氏は責任を取って党主席(党首)を辞任すると表明した。台北市長選では蒋介石のひ孫で最大野党、国民党の蒋万安氏(43)が前衛生福利部長(衛生相)で民進党の陳時中氏(69)に勝利した。民進党は改選前ポストを持つ北部・桃園市の市長選でも国民党候補に敗れ、21の県・市長選でポストを減らした。 蔡氏が党主席を辞任することになり、後任総統候補選びで党内の駆け引きが活発化する可能性がある。
【台北=龍元秀明】台湾で4年に1度の統一地方選が26日、投開票された。蔡英文(ツァイ・インウェン)総統率いる与党・民主進歩党(民進党)は、台北市など主要都市で相次ぎ首長ポストを落として大敗した。蔡氏は同日夜、責任を取り党トップの党主席を辞任すると表明した。総統としての職務は続けるが、政権への打撃は避けられない。蔡氏は26日夜、台北市内で記者会見し、「結果は期待通りでなかった。責任は全て私にある
台湾副総統、異例の来日 安倍元首相死去で弔問 2022年07月11日20時53分 台湾の頼清徳副総統=2018年4月、新北市(AFP時事) 【台北時事】台湾の頼清徳副総統が11日、安倍晋三元首相の死去を受けた弔問のため、日本を訪問した。台湾メディアによると、1972年の日台断交後、政府最高位の訪日となる。 台湾副総統の訪日批判 「政治的策略」―中国 台湾メディアは、台湾の在日大使館に当たる台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表と頼氏が、一緒に東京都渋谷区の安倍氏自宅を訪れる映像を伝えた。 これに関し台湾外交部(外務省)は「副総統の私人としての日程についてはコメントしない」と述べ、事実関係の確認を避けた。日本の台湾関係筋も、時事通信の取材に「あくまで私人として、安倍氏の友人としての来訪」と説明した。 日本政府は断交後、中国本土と台湾が不可分とする中国の立場に異を唱えない「一つの中国」政策を維持し
10月1日の国慶節(中国建国72周年記念日)以来、中国の人民解放軍機による「台湾来襲」が続いている。台湾が敷いた防空識別圏を無視して、上空への「侵入」を続けているのだ。 1日が38機、2日が39機、3日が16機、4日が56機・・・。昨年は1年間で約380機だったので、「爆増」していることが分かる。 10日には、台湾が「双十節」(中華民国の開国記念日)を迎えるが、「中国vs台湾」の対立は日増しに激化し、改めて朝鮮半島と並ぶ「アジアの火薬庫」であることが浮き彫りにされた。日本では4日に、岸田文雄新政権が始動したが、岸田政権は「中台対立」の渦の中で、難しい対応を迫られることになる。 そんな中、このほど新著『台湾vs中国 謀略の100年史』(ビジネス社刊)を上梓した。現在の「習近平政権vs蔡英文政権」の対立を歴史的に分析することで、今後の展望を読み解こうという試みである。
台湾独立支持せず 4カ国首脳会議の年内開催確認―米高官 2021年07月07日00時11分 米国のキャンベル・インド太平洋調整官=2013年1月、東京(AFP時事) 【ワシントン時事】米国家安全保障会議(NSC)でアジア政策を統括するキャンベル・インド太平洋調整官は6日、台湾との「強力で非公式な関係」を支持する一方、独立は支持しないと明言した。経済や安全保障で米中の対立が顕在化する中でも、歴代米政権が踏襲してきた「一つの中国」政策は変更しないという立場を確認した。 台湾有事で集団的自衛権行使も 麻生氏 キャンベル氏はシンクタンクでの講演で、台湾住民には「平和に暮らす権利がある」と述べ、中国による威圧的振る舞いをけん制。新型コロナウイルスなど感染症対策で台湾が「国際的役割を果たすよう望む」とも語った。 中国はかねて台湾で独立志向が高まることを強く警戒。キャンベル氏も今年5月、台湾問題で現状を
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