[エルサレム 14日 ロイター] - 米国は14日、在イスラエル大使館をエルサレムに移転した。イスラエルがこれを歓迎する一方で、パレスチナ人は激怒している。 オープニングセレモニーは、エルサレムのアルノナ地区にある米領事施設で行われた。より大きな場所が見つかるまで、ここに暫定的な米大使館が置かれ、少数の職員が勤務することになる。 この施設は、第1次中東戦争で「ノー・マンズ・ランド(中間地帯)」から西エルサレムを切り離した1949年の休戦協定ラインにまたがっている。イスラエルは1967年の6日間戦争(第3次中東戦争)で中間地帯を占拠。以降、実効支配を続けている。 トランプ米大統領は昨年12月、長年にわたる米国の政策を転換し、エルサレムをイスラエルの首都と認める決断を下した。今回の大使館移転はこれを受けた措置となる。 イスラエルのネタニヤフ首相は、トランプ氏の決断を歓迎。「ユダヤ人が3000年