2万9000人、いまだ避難 東日本大震災、11日で13年 2024年03月11日00時19分配信 東日本大震災から13年となるのを前に、親族の墓前で手を合わせる人たち=10日午前、岩手県大槌町 東北地方沿岸部を中心に甚大な被害をもたらした東日本大震災は、11日で発生から13年を迎えた。復興庁によると、全国の避難者は2万9328人(2月1日現在)。東京電力福島第1原発事故の影響が残る福島県の一部では避難指示が続き、今も故郷に戻れない住民がいる。帰還を諦める住民もおり、今後も実情に応じた支援が求められる。 被災3県の人口減対策推進 水産業、販路拡大を支援―土屋復興相 東日本大震災ではマグニチュード9.0、最大震度7を記録した。警察庁によると、死者は1万5900人、行方不明者は2520人に上る。復興庁の発表では、震災後の傷病悪化などによる「災害関連死」は昨年12月末現在で3802人。 11日は岩