米ニューヨーク証券取引所で、2万ドルの大台を突破したダウ平均の終値を示す株価ボード(2017年1月25日撮影)。(c)AFP/Bryan R. Smith〔AFPBB News〕 ウエアラブルテクノロジーのメーカー、ジョウボーンが、ダボス会議に集まった各界の名士たちに自社製品のカラフルな活動量計リストバンドをあめ玉のように配っていたのは、つい数年前のことだった。同社は今や破綻寸前で、会社を切り売りしている最中だ。 これについては、いろいろなことが災いしたという議論ができるだう。市場への製品投入が早すぎたとか(ブルートゥース対応の製品を投入したのは1990年代後半のことだった)、睡眠モニターや歩数計といったものは、独自のデバイスやエコシステム(生態系)を正当化するスタンドアローン型の技術ではなく、最終的にアップルやグーグルといった企業が運営する巨大プラットフォーム上のアプリになるということに