4月10日、日本政府と国際協力機構(JICA)は、質の高いインフラ投資促進に向け、米州開発銀行(IDB)とパートナーシップを締結することで合意した。写真は2013年11月に来日した際、安倍首相(右)と面会したIDBのルイス・アルベルト・モレノ総裁。代表撮影(2016年 ロイター/Toru Yamanaka/Pool) [東京 10日 ロイター] - 日本政府と国際協力機構(JICA)は10日、質の高いインフラ投資促進に向け、米州開発銀行(IDB)とパートナーシップを締結することで合意した。JICAとの協調融資枠を拡充するとともに、IDBに新たな基金枠を設け、中南米でのインフラ需要に応える。 JICAはIDBとの協調融資に関し、これまで2012─16年度で10億ドルの目標を設定していたが、拡充措置に伴い、期間を20年度まで延長した上で、目標額を30億ドルまで引き上げた。対象国にはブラジルやペ