◇新水俣-鹿児島中央間で6日ぶりに 熊本県で震度7を観測した14日夜以降、全線運休していた九州新幹線が20日、新水俣(熊本県水俣市)-鹿児島中央(鹿児島市)間で6日ぶりに運転を再開した。 【写真で見る】九州新幹線 高架橋の亀裂25カ所…「再開のメド立たず」 川内(せんだい)(鹿児島県薩摩川内市)-鹿児島中央間の上下各1本を含め、1日に上下各16本の臨時ダイヤで、全て各駅停車の「つばめ」(8両)を通常と同じ最高時速260キロで運行する。博多-新水俣間は脱線車両の撤去作業や高架橋の損傷などで復旧のめどは立っていない。 鹿児島中央駅では20日朝、新水俣行きのつばめに次々に通勤・通学客らが乗り込んだ。新水俣に向かう鹿児島市の会社員、竹迫義一さん(45)は「地震で新幹線が止まって以来、在来線などを乗り継いで2時間以上かけて通勤していた。これ以上続くなら会社近くのビジネスホテルに泊まろうかと考え