「おじさんだらけのテラスハウス」……そんな触れ込みではじまった、テレビ東京系ドラマ24『バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』(毎週金曜24:12~)。日本映画界を支える名バイプレイヤーである遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研(あいうえお順)の6人が、本人設定で一つ屋根の下で暮らすという展開は、様々な注目を受けた。 渋い組み合わせのはずが、女性たちから「最高の癒やし」と支持を受けたり、俳優たちがこぞって「自分も出たい」と立候補したりと熱気を集める同作だが、作中では「10年前に撮っていた映画」を巡って局面を迎えつつある。反響の裏でどのようなことを考えているのか、そして今一度、同作を振り返るべくテレビ東京 濱谷晃一プロデューサーに話を聞いた。 ■濱谷晃一 テレビ東京ドラマ制作部プロデューサー、監督。バラエティ班として『ピラメキーノ』『シロウト名鑑