ほぼ一般のファンのオフ会だったが、久しぶりに萌えとかそんな「動物的」な熱狂抜きの、本当にアニメを愛してしまった人達の語らいに、胸を熱くしてしまった。 そして酔った勢いでオーナーに長々と絡んでしまった・・・すいません・・・。 しかし、その中でちょっと違和感があった。 『この世界の片隅に』に関わった人々、それを観た人々による、何とも言えない、幸福感。 この空気は、ちょっと違うんじゃないかな?と、本能的に思った。 やっぱり一応、この物語は戦争を戦って、そして負けた人達の物語なのだ。 皆さん興行やら勝ち負けやら、作品を通して繋がった絆やら、それぞれ口にしていた。 この状況を分析してちゃんと文章にするのは、非常に難しい。 公開直前、『マイマイ新子と千年の魔法』を観た。 エモーショナルな演出でクライマックスは情緒の高ぶりも見せ、それだけで満足ではあったが、全体の構成のがさつさがどうも否めない。 原作通