毎日新聞は16、17両日、全国世論調査を実施した。参院選の結果、改憲勢力が衆参両院で憲法改正の発議に必要な3分の2を超える議席を占めたことを踏まえ、国会で改憲の議論を進めることに「賛成」という回答は51%を占め、「反対」の32%を19ポイント上回った。安倍内閣の支持率は6月の前回調査から2ポイント増の44%、不支持率は4ポイント減の35%だった。 安倍晋三首相は、秋の臨時国会以降、衆参両院の憲法審査会で議論を進め、与野党の合意形成を図りたい考え。内閣支持層では「賛成」が72%に上り、「反対」は16%だった。不支持層では「反対」(54%)が「賛成」(34%)より多かった。