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批評に関するaomeyukiのブックマーク (12)

  • 伊藤計劃「虐殺器官」「ハーモニー」アニメデザインは早くも地獄(ちょっと追記) - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

    虐殺器官&ハーモニー トレーラー 視聴フル また一つ現れました。すぐさまに熱し灰と石と化し積まれゆき、次なる瞬間に繋げるための礎です。 「ゼロ年代と呼ばれるものにろくなものはなかった、なるべく近づかないようにしようと思った」とどなたかが語っていましたし、実際ろくなものがないんですが、そんな中でも日SF小説で「虐殺器官」の完成度に関してはゼロ年代最高と呼ばれる俗な言い方に反論するものはそこまで見当たりません。すいません。適当言いました。探していないだけです。やっぱゼロ年代どうでもいい! しかしどうあれ、伊藤計劃は続く「ハーモニー」をリリースしたのちに急逝。驚異的な完成度の高い作品を生みだしながら、期待が高まる瞬間に亡くなってしまったことで必要以上なまでに彼の作品はある種の神格化が為されることは免れえませんでした。よく見かける伊藤計劃以後や以前という区分が文脈として正しいのか、はたまた出版

    伊藤計劃「虐殺器官」「ハーモニー」アニメデザインは早くも地獄(ちょっと追記) - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード
    aomeyuki
    aomeyuki 2015/08/16
    まあノイタミナなんで… ってのは消極的過ぎるかな?神格化は商業面で仕方ないとして、確かに予告のビジュアルは3本とも薄い感じで、芯がないように思えた。
  • アニメ全部観た2014 - 第六の絶滅

    再放送や旧作を除く2014年内放送開始のTVシリーズを全部観た。 せっかくなのでそれらのTVシリーズ、および公開された劇場作品の中から特に良かった10と、その他の印象深かったものについての雑感を以下にまとめた。言うまでもないが定量性は全くない。 2014年アニメ10選 劇場版 Wake Up, Girls! 七人のアイドル 明らかにリソース足りてねえとかインターネットやめろとかアウトロで完全に台無しとか色々あるが、アイドルですらない存在が如何にアイドルとしてのスタートラインに立つか、というのをかなり悪趣味な演出を用いて表現したところに惹かれるものがあった。山寛監督の特徴が出過ぎるくらいに出過ぎた画面は、やはりハルヒの演出で衝撃を受けた世代としては良いな~と思わされる。 TVシリーズがあんまりにあんまりだったので、公開が予定されている続編劇場版では集大成と言えるものを見せてほしい。 少年

    アニメ全部観た2014 - 第六の絶滅
    aomeyuki
    aomeyuki 2015/02/16
    良いセレクト。5分アニメ(正確に言うと1本30分以下の作品)が特異な進化をして、演出上1つのジャンルになったのが印象的。それと「少年ハリウッド」が男アイドルの世界を実験的構成で見事に料理している。
  • デヴィッド・フィンチャー作品の解釈遊び - ゾンビ、カンフー、ロックンロール

    デヴィッド・フィンチャー最新作『ゴーン・ガール』。自分もエントリーを上げたが、多くの人もまた大きく心動かされてエントリーを上げている。内容的には理解出来ないような物ではないが、一筋縄ではいかないキャラクターや展開に韜晦させられている人も多い。 また、フィンチャー過去作との比較をしているものもあったのだが、奇をてらった解釈が流行りなのか、首をかしげざるをえないものも少なからずある。そこで、フィンチャー作をデビューから最新作まで俯瞰して、ごくごく一般的なデヴィッド・フィンチャー作品の解釈・テーマの読み解きをしようと思う。 失敗したデビュー 『エイリアン3』(1992) ●「体内のヘビ」よもう一度 エッジの効いたPVを作るフィンチャーならMTV感覚のクールな映画を作るだろうと監督起用されたが、待っていたのはスタジオの過度な介入と、いくつもの案をツギハギにした歪な脚。誰がやっても暗澹たる結果にな

    デヴィッド・フィンチャー作品の解釈遊び - ゾンビ、カンフー、ロックンロール
    aomeyuki
    aomeyuki 2014/12/25
    エントリーの構成が素晴らしい。1回観終わると実は出落ち映画だったとわかる。冒頭のエイミー(ロザリンド・パイク)のショット(ベンアクの主観)が全て。異性と付き合った事のある人が概ね感じる違和感の端的な表
  • 『渇き。』 -中島哲也は刺激の専門家である。単調な刺激の連続というのはひどく退屈なものなのである。(柳下毅一郎) -2,736文字-

    『渇き。』 -中島哲也は刺激の専門家である。単調な刺激の連続というのはひどく退屈なものなのである。(柳下毅一郎) -2,736文字- 2014年07月10日 19時36分 カテゴリ: 殺しの映画レビュー タグ : オダギリジョー • 中島哲也 • 中谷美紀 • 二階堂ふみ • 唯野未歩子 • 國村隼 • 夫木聡 • 小松菜奈 • 役所広司 • 橋愛 • 清水尋也 • 黒沢あすか 『渇き。』 監督 中島哲也 脚 中島哲也、門間宣裕、唯野未歩子 撮影 阿藤正一 音楽 GRAND FUNK INC. 出演 役所広司、小松菜奈、夫木聡、清水尋也、二階堂ふみ、橋愛、國村隼、黒沢あすか、オダギリジョー、中谷美紀 中島哲也監督四年ぶりの新作である。さて、ぼくは中島哲也については一応主要作くらいは追いかけているのだが、当然予想されるだろうが世評と異なりまったく面白いとは思っていない。『下物語』

    『渇き。』 -中島哲也は刺激の専門家である。単調な刺激の連続というのはひどく退屈なものなのである。(柳下毅一郎) -2,736文字-
    aomeyuki
    aomeyuki 2014/07/11
    批評として納得、加えて中島哲也論としても流石。ただ、中島哲也が描きたいものはそうじゃ無い気がする。それは悪意や暴力と言うより、虚しくて意味のないものに取り憑かれた人々の性みたいなもんじゃ無いかな。
  • 「かぐや姫の物語」 追記 - 挑戦者ストロング

    「かぐや姫の物語」を自分は大いに気に入ったものの、友人や世間の反応は案外そうでもなく、平均的には「いいんだけどそれほど好きでもない」といったところだろうか。あの水彩画・スケッチ的なビジュアルに関しても、ああいうアニメを作るのは大変なのかもしれんけど、それが特に嬉しいかといえばそうでもないという反応。まーデジタル技術を駆使してアナログ風ルックを獲得するというのは一種の酔狂で、マイケル・チミノが巨額の予算を投じてわざわざ貧乏臭い風景を完全再現した「天国の門」にも似た壮大なる愚挙なのかもしれない。高畑監督にとってはセルアニメのシステムは絵を動かすための妥協の方便だったのかもしれないが、こちとらガキの頃からのセルアニメ育ち。背景から浮き出した、クリアな描線でパキパキに塗り分けられた美麗なキャラクターこそがアニメにおけるゴージャスであると見做す文化的コードが脳髄に染みこんでいるのも事実である。 「か

    「かぐや姫の物語」 追記 - 挑戦者ストロング
    aomeyuki
    aomeyuki 2013/12/06
    ”好きな映画でも愛せる映画でも暖かい映画でもないが、凄い映画だった” 映画(創作物)をたくさん消費する人ほどそう感じる部分を上手く表現してるなあ。それと捨丸兄ちゃんのボコられるシーンは音の演出も絶妙。
  • どうしてみんな松本人志が映画を作っていると勘違いしているのだろう

    最新作「R100」について、いわゆる松信者、松人志の初期の天才性を高く評価している人ほど酷評をしているようだ。 わたしも松の天才性を認めるにはやぶさかではないし、今でもその根的な特異な才能は初期のころとそれほど変わってはいないのだと思う。 なのに何故今は往年の信者にすら見放されているのか。 彼にとっての不幸は、キャリアの初期において来ならば理解困難なそのユニークな感性が浜田という相方の存在により広く「革命的に面白い」と認識されてしまったことにあるのではないか。 彼の特異性は、その驚異的なまでの無知さにある。 ベストセラー「遺書」を読んだことがあるかたはわかると思うが、彼は全くと言っていいほど「引用」「参照」ということをしないし、そもそも何かを学ぶという意識が皆無なのである。 彼が面白いと思うこと、新たに生み出しているギャグというのは、全て彼自身が見ている範囲、彼自身のみから考えら

    どうしてみんな松本人志が映画を作っていると勘違いしているのだろう
    aomeyuki
    aomeyuki 2013/10/15
    まあ映画評を連載していた事もあるからある程度の知識はあると思うけど、「映画」というジャンル(の歴史)や表現に無頓着なのは同意。「大日本人」は映画へのメタな批評ではあったけどね。
  • てらさわホークの『マン・オブ・スティール』評の事実誤認について - 移転跡地

    的に映画というものは、誰がどのように語っても構わないとは思うのだが、それが間違った情報に基づいていたり、劇中で描かれているものを無視しているようなものは、問題があるだろう。てらさわホークという方の「モヤモヤ超大作「マン・オブ・スティール」のスーパーマンが煮え切らない件」という一文が、まさにそれだった。以下に、事実誤認と思われる箇所を指摘してみる。 (…)滅亡したはずのクリプトン星から地球に侵攻してきたゾッド将軍。この狂った軍人とスーパーマンがもの凄いバトルを繰り広げる。(…)派手にブッ壊れる高層ビル、あっという間に崩壊寸前に追い込まれる大都市。地上では瓦礫に閉じ込められた一般市民が死を覚悟している。そういう彼らをスーパーマンが助けるのかと思う。ところがヒーローは彼らに一切、目をくれることすらしないのだ。 まず、これは端的に言って見落としだ。メトロポリスでのアクションの結末では、無辜の市

    てらさわホークの『マン・オブ・スティール』評の事実誤認について - 移転跡地
    aomeyuki
    aomeyuki 2013/09/09
    リツイートしたんで、その責任もあるからブクマ。確かにアメコミって語るのが難しいジャンルで、歴史や積み重ねがハンパないので、知ったかで噛み付くと痛い目に合う。でも作品への評価は観てから改めて。
  • 僕が音楽雑誌を読まなくなった理由 : pitti blog

    まず自分は一番音楽雑誌を読んでいた時期は「rockin'on」「ROCKIN'ON JAPAN」「MUSICA」「snoozer」「bridge」「ミュージックマガジン」を毎号購読し、「CUT」「SIGHT」を読んでいました。「音楽と人」も特集次第では買って読み、他の雑誌もいろいろ屋で立ち読みしていました。時期としては2004年から2010年辺りです。それがここ2年ほどで全ての音楽雑誌を購読をやめるようになったことをたびたびtwitterで愚痴っていて、あるフォロワーの方からそのことを聞かれたので今回あらためて考えてみた次第です。 @pitti2210 初めまして。いつもtwitter・ブログ拝見しています。私は今、音楽雑誌のこれからについて考えています。そこで、以前pitti 2210さんが今は音楽雑誌を読まないというツイートを見たのですが、その理由について簡単にでも教えていただいても

    僕が音楽雑誌を読まなくなった理由 : pitti blog
    aomeyuki
    aomeyuki 2013/02/20
    何気にナタリーの存在は大きい。ロキノン系は確かに凄い時代があってblogの人なみに購入していた時期があったけどフェス屋になった頃から退屈に。ライターの思いの籠った記事は音楽との付き合い方を教えてくれたけど
  • ネタばれ!『桐島、部活やめるってよ』の基本的解釈。 - ゾンビ、カンフー、ロックンロール

    『桐島、部活やめるってよ』について、人の感想を読むのが面白い。 かなり親切な作りですが、スッキリとしたオチめいた物を提示していないので、憶測が憶測を呼び自由な解釈をしている人も多く、多種多様さが楽しいのです。しかし、中には「全くわけが解らない?」と言う人も多いのです。そこで、『桐島』を理解するための基礎的な解釈をしてみようかと思います。当然ながらオチ(的な話)にも言及しますので、まずは劇場で『桐島、部活やめるってよ』を観賞をした後にお読みください。エントリは高校生に読んで欲しいです。読んでないと思うけど…… 『ゴドーを待ちながら』 作にはタイトルロールになっている「桐島」は登場しません。「桐島がいない」というのがドラマの軸になっています。これは舞台劇『ゴドーを待ちながら』のオマージュだと言われています。 『ゴドーを待ちながら』は1952年に発表された戯曲で不条理劇の傑作だとされています

    ネタばれ!『桐島、部活やめるってよ』の基本的解釈。 - ゾンビ、カンフー、ロックンロール
    aomeyuki
    aomeyuki 2012/08/20
    観たんで読んだ。いい映画だった。でも何を描きたかは序盤(バスケ)で出てきたんで、ポイントを押さえておけばわかりやすい。寧ろ普遍的な青春の話。
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    聖蹟桜ヶ丘へ 今年度の授業が全て終了した。最後の授業はテスト返却とその確認作業の後は特に何をしろとも言われていなかったので、『耳をすませば』の後半、お姉さんと雫が言い争いをする場面を生徒と皆で見た。 この場面。あの場面、お姉さんは雫に「今しなきゃいけないことから逃…

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    aomeyuki
    aomeyuki 2012/03/28
    そのモヤモヤの原因は最後にフリーマンの役が全て引き受けてくれてると思うけどなあ?それと囚人個々の背景に興味があっても、彼らを取り巻く状況には関心が無いと違和感だけが残るのかも。
  • ドラゴン・タトゥーの女/触って欲しい、殺してやりたい | 映画感想 * FRAGILE

    新作映画・旧作映画・日未公開映画のレビューブログ。面白い映画・DVD・ブルーレイなどを紹介・批評・考察しています。あらすじ、ネタバレあります。 アクション、コメディ、SF、ホラー、ファンタジー、ミステリー、サスペンス、アニメ、ドラマなど。 ドラゴンタトゥーの女THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO/監督:デヴィッド・フィンチャー/2011年/アメリカ ファーザーコンプレックスと、愛されぬ肉体。 ダニエル・クレイグは辛気臭いのでジェームズ・ボンドにはまったく合いませんが、「ドラゴン・タトゥーの女」は辛気臭い話ですからダニエル・クレイグがあっていると思います。原作は読んでいません。また「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」も見ていません。 あらすじ:ハリエット失踪事件をゴスパンク少女と辛気臭いおっさんが追います。 社会派雑誌「ミレニアム」を発行するジャーナリスト、ミカ

    ドラゴン・タトゥーの女/触って欲しい、殺してやりたい | 映画感想 * FRAGILE
    aomeyuki
    aomeyuki 2012/02/16
    確かにミカエル(クレイグ)のチ○コはもぎ取られていいと思う。時間があれば是非スウェーデン版を観ることをお勧めします。より明確な男性による暴力的原理(構造)への復讐の話なので。
  • 2008-12-14

    とはいえ、またすぐ入院するのだけれど。なんだかガンマ線ナイフというのを患部に当てるらしく、意味もなくわくわくしている自分がいる。CT、MRI、PET、骨シンチ、とありとあらゆる医療機器に放り込まれてきた自分ではあるが、今回は名前に興奮する。ガンマ線ナイフ。響きが大変素晴らしい。ガンマ線ナイフ。なんだかプログレッシヴナイフのような響きを感じる。他には重粒子線というさらにSFっぽい抗がんデバイスがあるのだけれど(千葉にあるらしいのいだが、保険がきかず、一カ所300万円近くするらしい)、わたしの症状はそちらの適応には向かないらしい。 退院している一週間の間にどれだけの映画が観られるのか。外に出る体力がメチャクチャ落ちているのでそうたくさんは観られないだろう。「エグザイル/絆」「WALL.E」「トロピック・サンダー」「地球が静止する日」「K-20」「ワールド・オブ・ライズ」あたりは行っておきたいと

    2008-12-14
    aomeyuki
    aomeyuki 2008/12/24
    ダークナイトについて。いつもながら鋭い。新作買います。
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