9月9日、高畑淳子さんの息子・裕太さんが不起訴となり急きょ釈放されたことに驚いた人も多かったろう。その直後に弁護士が公表したコメントをめぐって大きな議論が起きている。概ねこの弁護士コメントに批判的な意見が多い。事件をめぐって示談が成立したのはほぼ明らかだが、示談後に加害者側の言い分をこんなふうに表明するのはおかしいのではないか、という批判だ。 この件については、私は9月11日付東京新聞(中国新聞、北海道新聞など数紙にも転載)の「週刊誌を読む」という連載コラムで論評した。紙幅の関係で相当はしょって書いたし、その後、上記のようにこの弁護士コメントへの批判が噴出している現実を知ったので、もう少し詳しく書いておこうと思う。 弁護士コメント自体は全文下記に公開されている。 http://www.seinenza-eihou.com/news/topic/ このコメントに対する主な意見も賛否それぞれ紹