リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2018年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、アニメの4つのカテゴリーに加え、今年輝いた俳優たちも紹介。アニメの場合は2018年に日本で劇場公開された映画、放送されたTVアニメの作品から、執筆者が独自の観点で10本をセレクト。第2回の選者は、神奈川県厚木市のミニシアター「アミューあつぎ映画.comシネマ」の元支配人であり、現映画ライターの杉本穂高。(編集部) アニメにせよ、映画にせよ、漫画にせよ、ゲームにせよ、年間ベスト10を選ぶ作業は年々難しくなっている。なぜなら、あらゆるコンテンツが増加しているので、もはや専門分野でも全ての作品に目を通している人間はほとんどおらず、それぞれの識者によって観測範囲も異なる。アニメーションについて言えば、深夜アニメは相変わらず膨大な本数が放送され、近年は劇場作品も増加傾向にある