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はてなと感想に関するaomeyukiのブックマーク (3)

  • 吉田恵輔『ヒメアノ~ル』 - 青春ゾンビ

    前半の「ラブコメ」から後半の「サイコスリラー」へ、同一映画内での大胆なジャンル横断。画面のトーンすらガラリと変わっていくわけで、観客を置いてけぼりにしかねない実にリスキーな手法である。成功例としては、ギョーム・ブラックが『やさしい人』(2014)で展開してみせたロマンティックコメディからフィルムノワールへのスムースな切り替えが記憶に新しいが、作もまた映画のコードチェンジを見事にやり遂げている。スーっと伸びた奥行きある画面構成が基調となっており、それがラブコメにおいてもサイコスリラーにおいても崩れないのが勝因だろうか。充実したショットの連なりで物語られ、ランタイムは99分という見事な数値を叩きだしている。監督の前作『銀の匙 Silver Spoon』(2014)にはまったく好感を寄せなかった身としても、この『ヒメアノ~ル』を傑作と呼んでしまう事にはなんら躊躇がない。驚かされたのは、99分と

    吉田恵輔『ヒメアノ~ル』 - 青春ゾンビ
    aomeyuki
    aomeyuki 2016/06/10
    とりあえず近くでやってたら観とけ!自信を持ってオススメできる作品。
  • 壁から出ることを拒んだ制作者たち 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN - The Spirit in the Bottle

    公開初日に観に行ってきました。実写版「進撃の巨人ATTACK ON TITAN」。以前にアニメ映画「進撃の巨人」の方でも書いたとおり僕は「進撃の巨人」の映像コンテンツとしてはアニメ版の方で満足してるので特にこの実写版を観る気もなかったのですが、試写会で観た人たちの評価が高かったこと、公開日が映画の日だったこともあって劇場まで観に行きました。なんだかんだ気になる題材ではあるのですよ。「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」を観賞。最初に言っておきますがまったくと言っていいほど褒めてません。けなしてます。 この作品を観る前には予告編以外は特に積極的に事前情報を得ることはしなかった。それでも先に言ったような試写会で観た人たちの反応や、某評論家?の観た観ないでの監督とのいざこざ(評論自体は読んでない)、脚を担当した町山智浩氏が何度も「原作者公認のもと色々変えた」という発言などは入ってきてい

    壁から出ることを拒んだ制作者たち 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN - The Spirit in the Bottle
    aomeyuki
    aomeyuki 2015/08/04
    原作付きの場合、アニメは総じてかんばって映像化しているのに、それがドラマや映画になると途端にクオリティが下がるのはどうしてか。この作品の演出家はアニメ畑出身なのに。あと女性観が古臭いのはアニメ界でも…
  • 童貞と悪の組織:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』 - 冒険野郎マクガイヤー

    『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』観賞。お話よし、アクションよし、現実に対する批判精神ありと、前評判通り最高に面白い映画だった。ただ、一点だけ凄く残念というか勿体ない点があったのだけれども、それでも最近のアメコミ映画ではダントツに出来の良い一作ではなかろうか。 アメリカには”The Greatest Generation”という言葉がある。大恐慌時代に生まれ育ち、第二次大戦で多大な犠牲を払い、アメリカに貢献した世代を讃える言葉だ。 彼らの多くは椅子にふんぞり返った老人であるわけだが、『キャプテン・アメリカ』の面白さは、キャップが現代に蘇った現役バリバリの”The Greatest Generation”なところにある。 いや、現役バリバリどころの話ではない。作のキャップは童貞だ。キスのぎこちなさからから童貞を見抜いたブラック・ウィドゥがもう延々と「あの部署のあの娘なんてどう

    童貞と悪の組織:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』 - 冒険野郎マクガイヤー
    aomeyuki
    aomeyuki 2014/04/25
    良い内容。アメリカ(アクション)映画に於ける「敵」とは何か(誰か)?問題の最新形。ヒドラの扱いは不満は無いけど、位置づけがイマイチだったなあ。キャップが進んで壊したモノにどう落とし前をつけるか楽しみ。
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