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小説と暗夜行路に関するmshkhのブックマーク (1)

  • 暗夜行路 - jun-jun1965の日記

    藤枝静男の講談社文芸文庫『志賀直哉・天皇・中野重治』を、魔がさして買ってしまった。別に後悔はしていない。弟子である藤枝の、志賀に関する随筆・評論を集めたもので、最後に表題作が載っている。 しかし順番がおかしいだろうというのは、こう来たらまず中野の「暗夜行路雑談」を先に読むのが筋である。これは『暗夜行路』批判として有名なもので、「ざつだん」ではなく「ぞうだん」と読む。有名なものだが、文庫などに入っていない。私は何かのアンソロジーからコピーして持っているが、「暗夜行路雑談」が文庫に入っていないのに、それに関する藤枝の文章を文庫にするというのは話が逆である。藤枝のこの表題評論も、その周辺をぐるぐるしているだけで、さしたるものではない。 「暗夜行路雑談」は、批判しているのに志賀への尊敬と愛情があり、成心がないと言って褒められる。私はもう一つそういうのを知っていて、林達夫の「歌舞伎劇に関する一考察」

    暗夜行路 - jun-jun1965の日記
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