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bookreviewに関するmugi-yamaのブックマーク (156)

  • グレッグ・イーガン『万物理論』 - 無言の日記−It’s Nothing, Don’t Mention That

    実はid:Atori:20041214:p1さんのレビューを読み、再読。 イーガンは短編の方が読みやすいと思う。しかし、イーガンがいつもここかしこで提訴する「アイデンティティ」「ジェンダー」の問題が興味深すぎて、長編もついつい読んでしまう。もっとも、長編のメインはイーガンのもう1つの持ち味「量子論」に攫われてしまうことが多く、「アイデンティティ」や「ジェンダー」の物語は惜しみなく投入される多くの枝葉・アイディア・ガジェット・世界観のどれか一つであることも珍しくないのだが…… 作で出てくる「ジェンダー」に関する議論は大まかに分けると2つ。 1つは性別について。強化男性、強化女性、微男性、微女性、転男性、転女性、汎性といった性別が出てくるが、とりわけ第3の性としてあつかわれるべき汎性は、中性風の外見を持ち、性器がどのようになっているのかは家族とパートナーくらいしか知る必要がないと考えるひとび

    グレッグ・イーガン『万物理論』 - 無言の日記−It’s Nothing, Don’t Mention That
  • 『万物理論』 - あとりの本棚 〜SFレヴュー〜

    『万物理論』 著者:グレッグ・イーガン 翻訳:山岸真 出版:東京創元社 ISBN:9784488711023 お気に入り度:★★★★★ あらすじ“万物理論”とは、すべての自然法則を包み込む単一の理論である。2055年、この夢の理論が完成されようとしていた。ただしその学説は3種類ある――3人の物理学者が、それぞれ異なる“万物理論”を、南太平洋の人工島で開かれる国際理論物理学会で発表するのだ。もちろん正しい理論はそのうちひとつだけ。科学系のジャーナリスト、アンドルーは、三人のうち最も若い20代の女性ノーベル賞物理学者を中心に据えて、この理論の番組を製作することになったのだが……。学会周辺にはカルト集団が出没し、さらに学会周辺にはカルト集団が出没し、さらに世界には謎の疫病が蔓延しつつあった。当代随一の鬼才作家が描写する恐るべき未来社会。究極のハードSF。扉より イーガン哲学が随所にちりばめられた

  • 池田敏★海外ドラマ評論家 on Twitter: "Amazonで拙著をレビューしていただいたyukkie_cervezaさん、Halle Berryをハリー・ベリーと表記したのは筆者の俺が原音に近づけたくてそうしたかったからです。「通例」なんてクソくらえです。あと他の誤字方面のご指摘もありがたいのですがなんですかこのさみしさは。"

    mugi-yama
    mugi-yama 2016/12/28
    件のレビュアーのレビュー見てみたら誤字や誤植を指摘するのが得意技みたいなんだけど(表記の揺れはともかく誤植に関しては)参照した本の版や刷を明記しないと意味ないよなー、と思いました。
  • 町山智浩 めんどくさい奴のめんどくさくない映画評 (Book Bang) - Yahoo!ニュース

    先日、宇多丸くんに焼鳥屋でおごってもらって、書評を書くと約束してしまいました。ラッパーで、ラジオで映画批評もする著者が、マンガ雑誌の読者の悩み相談に対して参考になる映画を紹介していく連載の単行化。 たとえば「周囲から男らしくしろと言われるのが嫌です」という36歳の会社員に対しては、アメリカの80年代青春映画『ブレックファスト・クラブ』を推薦する。主人公のひとりのアマレス選手は、「男らしく」ふるまわなければという圧力によって、ひ弱なクラスメートをイジメてしまったことを後悔する。最後に宇多丸くんは「『らしくない』のは勲章です」と相談者を肯定する。 「なんでインテリよりもヤンキー(体育会系・不良)のほうが女性にモテるんでしょう?」という相談には、ウディ・アレンの実体験を基にした『アニー・ホール』などを例にとって、文系男子の自意識過剰と傲慢さを我が身のこととして振り返りながら、説明する。つま

    町山智浩 めんどくさい奴のめんどくさくない映画評 (Book Bang) - Yahoo!ニュース
    mugi-yama
    mugi-yama 2016/11/28
    あっおもしろ映画ハゲの人だ
  • おかざき真里・雨宮まみ『ずっと独身でいるつもり?』・白河桃子『格付けしあう女たち』 - 紙屋研究所

    白河桃子『格付けしあう女たち』は、女性たちがそれぞれに分断された社会の中でさらにカースト化し、分断し合う様をルポしている。そして、「なぜ女同士はつながれないか」という問いを立てている。 一見すると白河のルポは、分断を憂え、なんとかつながろうと努力しているように見える。 「鍵は多様性と未来思考」などの文言が踊る。 だが、ぼくは違和感を覚える。 白河は「多様性」を訴えながら、根底には専業主婦という生き方への批判が見え隠れするからである。 これからは専業主婦という選択はどんどん滅んでいくはずです。その選択を否定するわけではなく、もう無理なのですね。結婚を夫の単一インカムで維持していくのは。(白河p.70) すでに現在ですら、専業主婦は「裕福」と「貧乏」に二極化しています。そして今一番裕福なのは専業主婦世帯ではなく「共働き世帯」です。……専業主婦を否定するつもりはないのですが、今後、豊かで満足な子

    おかざき真里・雨宮まみ『ずっと独身でいるつもり?』・白河桃子『格付けしあう女たち』 - 紙屋研究所
    mugi-yama
    mugi-yama 2016/11/20
    “公正にしてほしい、という願いは控えめなものだが、それを断固として貫こうとすれば、たちまち危険な「革命思想」となる” コレだよなあ
  • 『豊崎由美さんによる百田尚樹氏「カエルの楽園」書評 - Togetterまとめ』へのコメント

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    『豊崎由美さんによる百田尚樹氏「カエルの楽園」書評 - Togetterまとめ』へのコメント
    mugi-yama
    mugi-yama 2016/09/10
    調べたら本人のインタビューだったw/いま「波」ってネットで全部(か知らんけど)読めるのね。そっちの方に感動したわ
  • 豊崎由美さんによる百田尚樹氏「カエルの楽園」書評 - Togetterまとめ

    豊崎由美≒とよ婆 @toyozakishatyou ほんとだYO!百田氏が「どうせ書評も出ない」って愚痴ってたみたいだから書いたのにぃ。 RT @kirimperial1 週刊新潮で百田のカエルの楽園の書評が3大紙で書評が出ない!とクソみてぇなネタ記事出してるがTV Bros. で書評だした豊崎由美にコメントもらえよ。 2016-09-09 00:43:00 豊崎由美≒とよ婆 @toyozakishatyou てか、『カエルの楽園』みたいな小説(?)に書評が出ないことに怒ってるほうがおかしい。わたしみたいなバカ以外が、こんな低レベルかつ取り上げれば百田氏のファン(笑)から頭が痛くなるような面倒臭い反応がくるに決まってる、誰が書評するかっていうの。みんな、忙しいの。 2016-09-09 00:46:21 豊崎由美≒とよ婆 @toyozakishatyou ひと月に出る国内外の小説の数った

    豊崎由美さんによる百田尚樹氏「カエルの楽園」書評 - Togetterまとめ
    mugi-yama
    mugi-yama 2016/09/10
    「波」には誰が書評(紹介)書いたんだろう/↓平和憲法のエビデンスていうか、テーマはどうでも小説としてもっと面白いもん書けって話なんじゃないスか
  • DV夫に”アイロン型の火傷”を負わされた女性も…被害者の逃げ場「DVシェルター」の悲惨な実態 | ダ・ヴィンチWeb

    『DVシェルターの女たち』(春日野春子/彩図社) 『DVシェルターの女たち』(春日野春子/彩図社)を開けば、いきなりきつい描写が書かれている。 ガリガリにやせて小さくなった老婆。 毛布をかぶってベッドの上から動かないイモムシ女。 サンダルをはいた女たちが、ゾンビのようにヒタヒタと歩いている……。 読み始めなのに、思わずを閉じたくなった。 書は、夫からDV被害を受けた春日野氏が、DVという犯罪の怖さとそこから立ち直ることの難しさを訴えたノンフィクションドキュメンタリーだ。書のタイトルでもある「DVシェルター」とは、DV被害を受けた女性が保護される施設のことだ。行政施設と民間施設の2種類があり、どちらも暴力夫が追いかけてこないよう、その情報は公になっていない。シェルターの内部、入所してくる女性たち、その後の生活など、ほとんど描かれることのない世界について書かれている。 書の始まりは、D

    DV夫に”アイロン型の火傷”を負わされた女性も…被害者の逃げ場「DVシェルター」の悲惨な実態 | ダ・ヴィンチWeb
    mugi-yama
    mugi-yama 2016/09/10
    書評にしてはわりに突っ込んだ書き方なのだけど、ここまで書くんだったら筆者がどういう立ち位置なのか明示すべきだと思う(ぐぐると大阪の活動家?のような人がヒットするんだけどこの人なのかしら)
  • 「人のセックスを覗くためにラブホを経営していた男」の衝撃顛末 | 全米で最も有名な84歳のノンフィクション作家が挑んだ

    「ほとんどのジャーナリストは覗き屋だよ。そりゃそうだよ」──トム・ウルフらとともに「ニュー・ジャーナリズム」の提唱者として、日でも沢木耕太郎、猪瀬直樹ら多数のノンフィクション作家に影響を与えたゲイ・タリーズ。 彼の最新作は、客を覗き見し続けていたラブホテルのオーナーの話だ。客同士の殺人すら目撃していたという男の証言をも克明に記録している。 かつて、取材のために自ら風俗店まで経営し、乱交にひたって『汝の隣人の』を執筆した伝説のノンフィクション作家の新作が、「できすぎの話ではないか」と、賛否両論の議論を巻き起こしている。タリーズが考える「セックスと覗きとジャーナリズム」の関係とは? 四つん這いになって通気孔から客を覗く 1980年1月、著名な米国人ジャーナリスト、ゲイ・タリーズは、ジェラルド・フースと名乗る男から手書きの手紙を受け取った。この男は、コロラド州デンバー郊外の道沿いに建つ安いモ

    「人のセックスを覗くためにラブホを経営していた男」の衝撃顛末 | 全米で最も有名な84歳のノンフィクション作家が挑んだ
    mugi-yama
    mugi-yama 2016/08/06
    記事の訳者のクレジットがないんだけど「サム・メンデスがディレクターとなりプロジェクトに着手している」監督というべきだろうに、なんでこういう書き方するんだろう。
  • 『小説・秒速5センチメートル』の破壊力について

    もし今まで観た中で最高のアニメを問われたら、ためらうことなく「秒速5センチメートル」を挙げる。 3編にわたるオムニバス形式で、初恋が記憶から思い出となり、思い出から心そのものとなる様を、驚異的なまでの映像美で綴っている。 ノスタルジックで淡く甘い展開を想像していたら、強い痛みに見舞われる。わたしの心が身体のどこにあってどのような姿をしているのか、痛みの輪郭で正確になぞることができる。予備知識ゼロで観てしまったので、徹底的に打ちのめされた。涙と鼻汁だけでなく、口の中が血の味がした(ずっと奥歯を噛みしめていたんだと思う)。初めて観終わったとき、それほど長い映画でもなかったのに(1時間とすこし)、疲労感で起き上がれなくなった(ずっと全身に力を込めていたんだと思う)。 何度も観ているうちに、「それを観たときの出来事」が層のように積まれていく。どんな季節に、誰と/独りで、何を思い出しながら観たかが、

    『小説・秒速5センチメートル』の破壊力について
    mugi-yama
    mugi-yama 2016/07/12
    私この人の映画は「現実の風景を忠実にトレースしてアニメ化している」と見せかけて汚いもの・見たくないものを注意深く排除しているという点で、普通のオタク向け商品などよりよほど邪悪だと思う(小説は未読)
  • 本棚

    子供の英語学習にも最適!英語の絵おすすめランキング(74作品)に移行しました。 5歳児におすすめの絵88選 に移行しました。 4歳児におすすめの絵ランキング(84作品) に移行しました。 日小説家おすすめランキング(64人)に移行しました。 読書好きに聞いた!おすすめの有川浩作品ランキングに移行しました。

    本棚
    mugi-yama
    mugi-yama 2016/07/06
    いろんな人の書評や感想が集められているようなのだけど、どういう人がどういうわけで投稿しているのかの説明がないのでなんか不思議。
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    mugi-yama
    mugi-yama 2016/07/05
    小説とは……
  • 読書後にポジティブな感想ってどうやったらもてるの

    最近読書が楽しくて、月8冊くらいのペースで読んでいる。小説を中心に、前から気になっていたものやひとから勧められたものなど読んでいる。とても楽しい。 で、せっかくなので感想をきちんとアウトプットしてみたいし、読書感想ブログなどにも憧れるが、踏み切れないでいる。なぜならその感想というのが、どうにもウエメセで口汚い感じだからである。現時点では、いまは黄昏なりしmixiの友人限定公開の日記で毎月の読書感想をまとめているが(ほぼ備忘録である)……。 同時期に発売された漫画版とセットでの物語と言う位置づけらしく、前日譚と後日譚。でも漫画版を読んでなくても話としては独立している。 端的に言って挿絵は非常に嫌いな部類なので,漫画の方を読むことはないだろう。 「小説の合間に,文に連続して漫画を挿入したらどうなるだろう」という興味は昔からあって,その答えを今回見ることができて勉強になった。 答えは「寒々しく

    読書後にポジティブな感想ってどうやったらもてるの
    mugi-yama
    mugi-yama 2016/06/14
    いやこれでいいと思うけどな―。わたし面白い本や映画に出会ったらはてなキーワードで検索して言及してるブログを片っ端から読んだりするんだけど、わりにあっさりした感想が多くて物足りないのよね。もっと書いて!
  • 「ロボット三原則」の盲点をつくSFミステリー小説『鋼鉄都市』【小説感想】 - 漫画ギーク記

    三日前に宇宙人が一人殺された。 宇宙人側では犯人は地球人だと考えている。そして今日までまだ何一つ判明していない。 かつて地球から移民として宇宙のあちこちに移住していった人々が、やがて他の世界に宇宙国家を作った。 地球側から独立して、現状維持を目論む地球と衝突、逆に地球を制圧してしまう。 地球ではすさまじい人口増加のため、料をはじめとするあらゆる生活物資が不足。その解決策として効率化を目的としたコンクリートと鉄のドーム都市である”鋼鉄都市”を建築しそこに住む。 宇宙人も地球人も互いのことを信用せずによくは思っていない。 そんな社会情勢の中で宇宙人殺害事件が発生した。 ニューヨーク市警C−5級私服刑事イライジャ・ベイリは地球人として事件の担当をし、真相を追う。 彼は、宇宙人側からのパートナー「R・ダニール・オリヴォー」とペアを組む。 だが、彼は生物ではなく精巧に作られた高度なヒューマノイド・

    「ロボット三原則」の盲点をつくSFミステリー小説『鋼鉄都市』【小説感想】 - 漫画ギーク記
    mugi-yama
    mugi-yama 2016/05/08
    読んだの中学のときなんで細かいこと忘れちゃったんですが、こういうのってどういうふうに盲点を突いたのか書かないと意味なくないですか/無言ブクマ多いな…
  • 5月に見た映画 - Fool in Trance

    昨日の続きです。5月に入ってから見た映画の感想をまとめて書き記しておきます。マカロニウエスタン3は後日改めて詳しい感想を書きたいと思っています。 『キラー・キッド』(レオポルド・サヴォーナ) 1967年 イタリア 日劇場未公開(TV放映のみ)のマカロニウエスタンその1。『地獄から来たプロガンマン』のアンソニー・ステファンが「キラー・キッド」とあだ名されるガンマンを演じる。いつもは悪役(主にメキシコの山賊)専門のフェルナンド・サンチョが珍しく主人公サイドで活躍するのが何だか嬉しかった。 キラー・キッド [DVD] 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2011/09/23メディア: DVD購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (2件) を見る 『カーバー&パコ〜トゥー・マッチ・ゴールド』(ジュアン・ボッシュ) 1972年 イタリア/スペイン劇場未公開

    5月に見た映画 - Fool in Trance
    mugi-yama
    mugi-yama 2016/05/05
    『贖罪』
  • 『『モンスターマザー』長野・丸子実業「いじめ自殺事件」、加害者と被害者が入れ替わるまでの全て - HONZ』へのコメント

    世の中 『モンスターマザー』長野・丸子実業「いじめ自殺事件」、加害者と被害者が入れ替わるまでの全て - HONZ

    『『モンスターマザー』長野・丸子実業「いじめ自殺事件」、加害者と被害者が入れ替わるまでの全て - HONZ』へのコメント
    mugi-yama
    mugi-yama 2016/03/05
    しばしば感じるのだけども、なにか断定的なことを言うのはとりあえず該当の本を読んでからにしたほうが、なんていうか生産的なんじゃないかねえ。
  • 『モンスターマザー』長野・丸子実業「いじめ自殺事件」、加害者と被害者が入れ替わるまでの全て - HONZ

    一晩で一気に読み終えたのだが、背中からは嫌な汗が流れていた。とても、他人事ではいられない。こんなことが起こりうるなら、普通に暮らしている人がある日突然、殺人犯に仕立てられても、全然不思議ではないだろう。自分の中で想定していた、世の中に対する前提条件が、もろくも崩れ去っていくような印象すら受けた。 「丸子実業高校バレーボール部員自殺事件」は、2005年にバレー部に所属していた同校1年生の高山裕太君が自殺した事件である。当初、運動部内でのいじめを苦にしていたことが原因とされており、母親はむせび泣きながら学校の対応不備を訴え、その後、母親側の代理人が校長を殺人罪で告訴するまでに至った。 しかし実態は、まるで違ったのである。2008年に長野地裁が下した判決では自殺の要因がいじめであったと認定されず、逆にバレー部から母親側への「精神的苦痛」に対する提訴については全面的に認める判決が下された。 書は

    『モンスターマザー』長野・丸子実業「いじめ自殺事件」、加害者と被害者が入れ替わるまでの全て - HONZ
    mugi-yama
    mugi-yama 2016/03/04
    「でっちあげ」は以前読んだ。この著者はモンペ案件専門のルポライターなのかな
  • 働く女子の運命を読んで。運命…遠い目になっちゃうなあ… - IT企業広報として働く二児の母

    濱口桂一郎さんの「働く女子の運命」を読みました。 少し前にこちらの、濱口桂一郎さんと上野千鶴子さんの対談がTwitterで話題になっていたのを読み、気になったので購入しました。 働く女子は活躍できるのか? 濱口桂一郎×上野千鶴子、"組織の論理"と"女性の論理"が大激論!(前編) 『働く女子の運命』 (濱口桂一郎 著)|インタビュー・対談|「の話」編集部|の話WEB 読んでいてちょっと重い気持ちになったので読み進めるのに時間がかかりましたが、 ・自分が企業に総合職として働き、子供を産み、産休・育休をいただき復帰したものの、育児との両立に行き詰まり社内でジョブチェンジした経緯の中で感じたことが、わかりやすく言語化されていた ・そしてその現象はどうして起きているのか、が、日特有の雇用構造、労使関係の歴史から生まれているということがとてもわかりやすく説明されていた というところがとてもよかっ

    働く女子の運命を読んで。運命…遠い目になっちゃうなあ… - IT企業広報として働く二児の母
    mugi-yama
    mugi-yama 2016/02/16
    女子じゃないけど読んでみよう/「諸条件に文句を言わずに対応できるか」これ、すごく思い当たるぞ…
  • 舘野仁美『エンピツ戦記 誰も知らなかったスタジオジブリ』 - 紙屋研究所

    ぼくの仕事は裏方的なものだ。 仕事とは別に、左翼の運動についてもぼくのやっていることは裏方である。 芝居でいうと、議員とか候補者は俳優にあたる。 でも芝居には、照明とか音響、舞台美術、メーキャップの仕事も必要だし、そもそも脚とか監督という仕事もある。チケットを売ったり、宣伝したりする仕事もある。 裏方から芝居を見たら芝居というものはまったく別の見え方をする。 政治についても、裏方からみるとまったく別の見え方をする。 『エンピツ戦記』は、ジブリのアニメーターだった舘野仁美の回顧であり、回顧を通じての宮崎駿論、ジブリ論にもなっている。 舘野の役割は動画チェック。「アニメーターが描いた線と動きをチェックする仕事」(p.14)であり アニメーター仕事の中で、いちばん地味で目立たない裏方で、まさしく縁の下の力持ちであることを求められます。(同前) 裏方論として読む 書の魅力の一つは、裏方論であ

    舘野仁美『エンピツ戦記 誰も知らなかったスタジオジブリ』 - 紙屋研究所
  • 【読書感想】僕が伝えたかったこと、古川享のパソコン秘史 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    僕が伝えたかったこと、古川享のパソコン秘史 (NextPublishing) 作者: 古川享出版社/メーカー: インプレスR&D発売日: 2016/01/29メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る Kindle版もあります(2016年2月3日現在セール中で、599円!) 僕が伝えたかったこと、古川享のパソコン秘史 (NextPublishing) 作者: 古川享出版社/メーカー: インプレスR&D発売日: 2015/12/11メディア: Kindle版この商品を含むブログ (8件) を見る 内容紹介 書は、古川享がアスキーに入社した頃のパソコン黎明期から、マイクロソフトの日法人であるマイクロソフト株式会社設立の過程、MS-DOSから現在のWindowsに至るパソコンのOS(基ソフト)がデファクトスタンダードになる過程、日のパソコンの標準マシンであったNECの98シ

    【読書感想】僕が伝えたかったこと、古川享のパソコン秘史 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言