4月21日、ロシアはドル建て国債で歴史に残るようなデフォルト(債務不履行)の危機に瀕しているが、同国債を保有する外国人投資家が資金を回収する上で受け入れ可能な選択肢は少ない。写真はルーブル硬貨。5日撮影(2022年 ロイター/Maxim Shemetov) [ニューヨーク/ロンドン 21日 ロイター] - ロシアはドル建て国債で歴史に残るようなデフォルト(債務不履行)の危機に瀕しているが、同国債を保有する外国人投資家が資金を回収する上で受け入れ可能な選択肢は少ない。費用のかさむ法的措置に打って出るか、二国間の取り決めが効力を持つと信じるか、あるいは手をこまねいているしかないのが実態だ。 海外の債権者は通常、債務不履行が発生した場合に団結して、交渉に当たったり、裁判を起こしたり、場合によっては仲裁を求めたりしようとする。しかしロシアのウクライナ侵攻に伴う西側の制裁やロシア国債の特殊性から、今