11月1日、トヨタ自動車は、4月のカンパニー制導入で設置した「コネクテッドカンパニー」の戦略説明会を開いた。9月撮影(2016年 ロイター/Paulo Whitaker) [東京 1日 ロイター] - トヨタ自動車7203.Tは1日、4月のカンパニー制導入で設置した「コネクテッドカンパニー」の戦略説明会を開いた。カンパニーのプレジデント、友山茂樹専務役員は「トヨタは車を作って売る会社であると同時に、移動サービスを提供する会社になる」と明言した。 「コネクテッド」とは車がインターネットに常時接続することを指す。同社はまず、車の「つながる化」に必要な車載通信端末を2019年までに世界で共通化し、20年までに日米で販売するほぼすべての乗用車に端末を標準搭載する計画。走行する車両から集めたビッグデータも解析し、故障を予知して運転者に知らせ、点検入庫を促すサービスなども提供する。社内でも設計・開発に