愛知県で開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」で慰安婦問題を象徴する少女像などの展示が中止されたことを受け、インターネットで集められた展示再開を求める2万6000人余りの署名が県に提出されました。 これを受けインターネットの署名サイトでは今月3日から、横浜市の美術家の井口大介さんが発起人となって展示の再開を求める署名集めが行われています。 そして井口さんは19日、愛知県庁を訪れ、今月16日までに日本や世界各国から集まった2万6000人余りの署名を県に提出しました。 井口さんは「これだけ多くの署名が集まるとは思わなかったので驚いている。美術は、見て知って考えて議論するものだと思うので、展示を再開すべきだ」と話していました。