内閣支持率が低下する中、麻生副総理兼財務大臣と自民党の二階幹事長が10日夜、会談し、結束して難局を乗り越えなければならないという認識で一致したうえで、ことし秋の自民党総裁選挙も見据えて、安倍政権を支えていく方針を確認しました。 この中では、「森友学園」や「加計学園」をめぐる問題、自衛隊のイラク派遣の日報問題などを受けて、内閣支持率が低下していることを踏まえ、「厳しい時だからこそ、結束して難局を乗り越えなければならない」という認識で一致しました。そのうえで、ことし秋の自民党総裁選挙も見据えて、安倍政権を支えていく方針を確認しました。 会談のあと河村氏は、記者団に対し「総裁選挙まで話が及んだわけではないが、今、いちばん大事な時で、両派が力を合わせてしっかり政権を支えていくことを誓い合った」と述べました。 一方、「ポスト安倍」の1人と目される岸田政務調査会長が率いる岸田派と、石原派の幹部らも10