夏の帰省「自粛」に反発 実効性に疑問も―新型コロナ 2021年08月04日07時08分 緊急事態宣言発令中のゴールデンウイークに旅行や帰省する人で混雑する羽田空港の国内線出発ロビー=5月1日、東京都大田区 新型コロナウイルスの感染拡大下で2度目となる夏休みシーズン。全国知事会は都道府県境をまたぐ帰省の中止・延期を要請する提言をまとめたが、インターネット交流サイト(SNS)上では反発が相次ぎ、感染症対策の専門家も実効性を疑問視する。 夏休みの予算、過去最低 「使い道ない」―明治安田調査 知事会は1日、国への提言で「人流が増加する夏休み本番を控え、抑え込みに一刻の猶予も許さない状況にある」と指摘。帰省の抑制に加え、ロックダウン(都市封鎖)のような強い措置の検討も求めた。 これが報じられると、ツイッター上では「何のための高齢者へのワクチン接種か」「なぜ県境を越えた帰省は中止で、国境を越えた五輪は