2月19日、たばこ大手2社が日本市場に、火を使わず有害物質が少ないとされる次世代のたばこを投入、「煙なき」戦いを繰り広げている。写真は最大手のJT本社。2012年6月撮影(2016年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 19日 ロイター] - たばこ大手2社が日本市場に、火を使わず有害物質が少ないとされる次世代のたばこを投入、「煙なき」戦いを繰り広げている。フィリップモリス・ジャパン(PMJ、東京都港区)が発売した加熱式たばこ「iQOS(アイコス)」は異例とも言える好スタートを切った。 一方、最大手のJT<2914.T>は、異なる技術を用いた「プルーム・テック」を3月上旬に発売する。政府の規制で、いわゆる「電子たばこ」が普及しにくい日本で進化を始めた次世代たばこは、紙巻きたばこに代わる商品として、世界市場を一変させる可能性も秘めている。 <日本での成功、世界展開に弾みも> 「iQ