【ワシントン=高見浩輔】国際通貨基金(IMF)は16日、四半期に1度の経済見通しを公表した。中長期的に成長が鈍ると予測し、背景に生産性の伸び悩みがあるとした。短期的には好調な米国のけん引で、2024年の世界経済は前回の予測より0.1ポイント高い3.2%成長になると上方修正した。今回の予測では中長期の見通しとして、29年の成長率が世界全体で3.1%となるとした。5年後の見通しとして過去数十年で最
【ワシントン=八十島綾平】米政府は15日、韓国サムスン電子がテキサス州に建設する半導体の新工場と研究開発拠点に、最大64億ドル(9800億円)を補助すると発表した。研究開発から完成工程までを米国内に誘致し、半導体供給網のアジア偏重を避ける狙いがある。補助金はCHIPS・科学法に基づくもの。レモンド米商務長官は「供給網がアジアに集中していることが米国の安全保障を脆弱にしてきた」と強調し、誘致が「
イオンは10日、2025年2月期の連結営業収益(売上高に相当)が前期比5%増の10兆円になる見通しだと発表した。セブン&アイ・ホールディングスに続き、国内小売業では2社目の10兆円の大台に到達する。連結営業利益は前期比8%増の2700億円の見込みで最高益を更新する。プライベートブランド(PB)の好調が続くほか、在庫効率化など小売部門の構造改革も奏功する。同日発表し
【ソウル=松浦奈美】韓国サムスン電子が5日発表した2024年1〜3月期の全社営業利益は前年同期比10倍の6兆6000億ウォン(約7300億円)だった。主力の半導体メモリーの市況回復で7四半期ぶりに前年同期を上回った。世界的なインフレによる景気後退や新型コロナウイルス下の特需の反動が招いた半導体不況が転換点を迎えた。売上高は11%増の71兆ウォンだった。増収増益は22年4〜6月期以来。1〜3月期
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