内部留保で賃上げを=麻生財務相 麻生太郎財務相は16日の閣議後記者会見で、「企業に内部留保がたまっている。賃金か配当か設備投資に回すのが本来の姿だ」と述べ、企業は賃上げなどの対応が必要との認識を示した。「賃金が継続して上がっていくことを考えないといけない」とも述べ、2015年春闘で前向きに取り組むよう促すとともに、政府も規制緩和などで環境整備に努める考えを示した。(2014/12/16-12:39)2014/12/16-12:39
安倍首相は5日に東京都内で行う講演で、自らの経済政策「アベノミクス」の成長戦略の実現により、10年後には国民総所得(GNI)が年3%を上回る伸びとなり、1人当たりのGNIを現在の水準から150万円以上増やすとの目標を掲げる。 首相の成長戦略に関する講演は、4月と5月に続き、5日が「第3弾」で、今回が「総仕上げ」の位置付けだ。 成長戦略の目玉政策として、「国家戦略特区」を創設し、世界中から技術、人、資金(投資)が集結した国際的なビジネス都市をつくる方針を表明する。 国家戦略特区内では、建物の容積率、外国人医師の診療許可、インターナショナルスクールの設置要件などの規制を大胆に緩和し、「ロンドンやニューヨークといった都市に匹敵する国際的なビジネス環境をつくる」との決意を表明する。 社会基盤(インフラ)整備の方向として、老朽化で大規模な改修が必要とされている首都高速道路の更新などのため、民間の資金
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