岐阜県現代陶芸美術館のニーノ・カルーソ展に行ってまいりましたわ イタリア現代陶芸の巨匠、だそうですの 2017年に亡くなっていて死後初の展示会になるとか 作品はモジュール化された陶器のブロックを組み合わせて 柱や門などの構造体に仕立てたものが多いです モジュール自体もひとつの美術品で、組み合わせも美術品になるという 入れ子状の表現を狙っているのでしょう 二重の門という作品がちょうど通路の突き当りの壁に展示されていて まるで通路がその奥まで続いているような空間効果を出していたました いつもは仕切られている部分も壁状の作品で区切っていらっしゃいますわ 学芸員さんが凝っていらっしゃいますわ 撮影可能な最後の展示室は、博物館建物の柱も魅せたいのかしらと思ってしまいましたわ スーパーマーケットの手すりをデザインした時にもらった端材からはじめた 鉄の作品も展示されていて、ガス溶断・ガス溶接の跡が生々し