東京に来て驚くのはなにより駅前人口の過密さだ。 新宿、渋谷はもとよりなにもない町でも駅前はそこそこ混雑してて 「こんなとこにもこんなに人が!」といつも驚く。 栄えているのは良いと思う反面、どこへ行っても人がたくさんというのは息が詰まる。 札幌だと中心都市から4、5駅離れればどこもだいたい閑散とした駅前で、 「うわーだれもいないなー」と悲しい気持ちになりつつも、人目を気にせず思う存分走り回れる開放感があった。 あの開放感を久しぶりに味わいたい。 都内でそういう場所はないのだろうか。 (小柳 健次郎) 人のいない駅前の開放感 駅前というところはその場所の特性上、どうしても人だらけにならざるをえない。 例えば新宿駅なんかはいつもお祭りワッショイ状態である。