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中国史に関するkash06のブックマーク (8)

  • 『完訳 華陽国志』の巴志の部分が志学社のサイトで読めます - 明晰夢工房

    【試し読み公開】 ご好評頂いている『完訳 華陽国志』、最初の「巴志」がまるっと読める約30ページ太っ腹の試し読みPDFをご用意致しました! 購入の検討にぜひお読み頂けましたら幸いです!!https://t.co/qD6tTWeoxi — 志学社 (@shigaku_sha) 2023年4月4日 『完訳 華陽国志』のうち30ページほどが志学社のサイトで試し読みできるようになっていた。華陽国志とは巴・蜀・漢中を扱う地誌で、中国版風土記みたいなもの。巴志の部分を読むだけでもこのの雰囲気がよくわかるので、気になっている方はぜひ読んでみてほしい。 shigakusha.jp 巴志の中には他の史料では読むことのできない記述が多い。たとえば巴には白虎を狩る勇敢な人々がいて、秦末には劉邦につき従い各地で戦功をあげたという。虎射ちを生業とする彼らは劉邦から租税や徭役を免除されており、「白虎復夷」「板楯蛮」

    『完訳 華陽国志』の巴志の部分が志学社のサイトで読めます - 明晰夢工房
  • 「風流天子」徽宗皇帝の野心とチベットへの軍事行動 - 明晰夢工房

    草原の制覇: 大モンゴルまで (岩波新書) 作者:崇志, 古松 岩波書店 Amazon 宋の徽宗皇帝は、一般的には風流人のイメージがある。水滸伝における徽宗は、芸術好きでプロレベルの画才をもつが、政治に無関心なため高俅や蔡京などの奸臣に朝廷を牛耳られる「被害者」のようなキャラクターになっている。ところが実際の徽宗には、意外と野心家の一面があったようだ。岩並新書の中国史シリーズ『草原の制覇』には、徽宗がチベットに向けて積極的な軍事作戦を展開していたことが記されている。 いったん旧法党が政権を握ると、それまでの新法政策を否定し、新しい版図の煕河路も放棄することとなった。しかし、その後哲宗が親政をはじめて、神宗の政策の継承を宣言すると、ふたたび対外積極策をとって青唐に侵攻し、1099年には湟水を遡って青唐城を占領する。つづいて徽宗趙佶(在位1100~25)の治世になって新法路線を継承すると、再度

    「風流天子」徽宗皇帝の野心とチベットへの軍事行動 - 明晰夢工房
  • お茶の変遷の図解が興味深い

    kaishika@靖王府 @berudiokki お茶の変遷。唐代は「煮」ます。宋代の記録では「点て」ます。この時代の作法が日に来たので、日では「お茶を点てる」のですね〜。そして明清になると「散茶」という、今の茶葉の形式になったことで「泡」になってくると、調べ当たりました。 pic.twitter.com/7UXU6YER7h 2018-12-21 16:23:53

    お茶の変遷の図解が興味深い
  • 【書評】桑畑がナンパスポット、市場では受刑者の悲鳴……見てきたように秦漢時代の生活を描く『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』 - 明晰夢工房

    古代中国の24時間 秦漢時代の衣住から性愛まで (中公新書) 作者:柿沼陽平 中央公論新社 Amazon こんなに秦漢時代の生活がくわしくわかるはほかにない。当時の人間になりきり、午前五時頃から時間帯ごとに古代中国の民衆の生活を追っていく内容なのだが、扱う対象が幅広く、庶民の服装や生活などから市場や盛り場の様子、果ては夜の営みにまで及ぶので読んでいて飽きることがない。画像も非常に豊富で、この時代の俑から痰壺、尿瓶、張型など下世話なものもたくさんとりあげているので、ビジュアル的にも庶民の生活がよくわかるようになっている。注記も豊富で、とりあげている話題がどの史料を根拠にしているか巻末にすべて記してあるので、この時代をさらに詳しく知りたい読者にも便利。 このでは色恋の話題が多い。古代中国における男女の出会いの場のひとつが桑畑だ。このの9章で書かれている桑畑での出会いの様子は以下のよう

    【書評】桑畑がナンパスポット、市場では受刑者の悲鳴……見てきたように秦漢時代の生活を描く『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』 - 明晰夢工房
  • 【書評】殷の女性兵士から兵馬俑の髪型の秘密まで、古代中国史の最新知見を得られる『戦争の中国古代史』 - 明晰夢工房

    戦争中国古代史 (講談社現代新書) 作者:佐藤信弥 発売日: 2021/03/17 メディア: Kindle版 古代中国史の入門書として文句なしにおすすめできるが出た。書『戦争中国古代史』はタイトル通り軍事についての記述が多いものの、殷~前漢の政治史を要領よくまとめているので古代中国史の概説書としても使える一冊になっている。古代中国史の最新知見を盛り込みつつ、殷の女性兵士や武霊王の「胡服騎射」改革の真の目的、「宋襄の仁」が当時の「軍礼」に基づく行為だったことなど、興味深いトピックを数多くとりあげているので、中国史に少しでも関心のある人なら楽しく読みすすめられる内容になっている。 以下、興味を引かれた内容についていくつか紹介する。 殷に「女性兵士」は存在したか 殷の王妃・婦好は「戦う王妃」として有名だ。実際に彼女と軍事とのかかわりを示す甲骨文が出土している。だがこのによれば、殷代に

    【書評】殷の女性兵士から兵馬俑の髪型の秘密まで、古代中国史の最新知見を得られる『戦争の中国古代史』 - 明晰夢工房
  • 中国の唐の時代の墓誌 日本から渡った吉備真備が書いたものか | NHKニュース

    中国で発見された唐の時代の官僚の墓石に刻まれた墓誌が、当時、唐に渡っていた吉備真備によって書かれたとみられることが分かりました。専門家は、吉備真備が書いた文字は日国内でも見つかっていないとして、貴重な発見だと注目しています。 25日、北京で公開されたのは、中国の唐の時代の官僚で、遣唐使など外国からの使節の受け入れを担っていた李訓という人物の墓石に刻まれていた328文字の墓誌です。 墓誌は、6年前に河南省洛陽で見つかり、李訓の生前の経歴などが記されていて、文章の最後に「日国朝臣備書」と刻まれていました。墓誌を発見した広東省深※センにある博物館の閻焔館長によりますと、日の「朝臣備」という人物が書いたことを意味し、文字が書かれた年代から、「朝臣備」は遣唐使とともに留学生として唐に渡っていた吉備真備を指すとみられるということです。 吉備真備は、奈良時代に2度にわたって唐に渡り、当時の中国の政

    中国の唐の時代の墓誌 日本から渡った吉備真備が書いたものか | NHKニュース
  • 中国、薄れる文革の記憶 - 日本経済新聞

    1966~76年に中国社会を大混乱に陥れた文化大革命の記憶が薄れようとしている。2018年3月から中国の中学校で使われ始めた新しい歴史教科書で、文革に関する記述がほぼ半減した。習近平(シー・ジンピン)国家主席が任期を撤廃し、文革を発動した毛沢東になぞらえる見方が出る中での教育の変化に、懸念が広がっている。注目を集めているのは教育省傘下の「人民教育出版社」が発行する中学2年生用の歴史教科書・下巻

    中国、薄れる文革の記憶 - 日本経済新聞
    kash06
    kash06 2018/04/24
    時を経て、社会も大きく変わり、そういった中で記憶が薄れたのかと思いきや、記述の削減とは。薄れているのは記録ではないか。その志向はどの国であっても危険だと思う。
  • 中国考古学者バクトリア地域に古代「月氏族」の遺跡を発見

    【1月27日 CNS】中国・西北大学(Northwest University)の王建新(Wang Jianxin)、梁雲(Liang Yun)両教授率いる中央アジア考古学調査隊が、ウズベキスタン・バイスン市(Boysun)にあるラバト(Rabat)墓地で紀元前2世紀~紀元後1世紀の遊牧文化のものと見られる墓穴を52か所発掘した。 バイスン市は、ウズベキスタン南部のスルハンダリヤ州(Surxondaryo Region)にある。バイスン市から南に約2キロの距離にラバト村は位置しており、村北部にラバト墓地がある。 古代遊牧民族の月氏族は紀元前2世紀、匈奴(きょうど)と烏孫(うそん)に破れた後、中央アジアのアム川北部(当時の北バクトリア地域の一部)に追いやられ、大月氏と呼ばれるようになった。大月氏はその後の東西貿易に深く関わり、シルクロードの歴史上で最も重要な役割を担うことになる。 西北大学中

    中国考古学者バクトリア地域に古代「月氏族」の遺跡を発見
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