記事に書かれているが、これはハドソンで『イースⅠ・Ⅱ』を開発するときに、ハドソン札幌にやってきたファルコムの開発資料の(フロッピー1箱だったと記憶している)一つだった。 中身はイース1・2製品版(プロテクトなし)、ソース・アートリソース・サウンドリソース・そしてこのプロトタイプと、10枚ぐらいのディスクが入っていたモノだと記憶している。 そしてⅠ・Ⅱの開発にプロトタイプなんかいらないわけで、中身の確認で進藤が一度立ち上げたのを見たぐらいにしか印象はない。 ところがだ、この33年ほどあと、驚くことが起こった。 ある日、物持ちがいい長山君が「イースのプロトタイプ版と書かれたFDが出てきた。これは『イースⅠ・Ⅱ』の開発をしているとき、保存していたものだと思う。どうしましょう」と連絡してきたのだ。 で、ちょっと考えて、最も保存がしっかりしていそうなゲーム保存協会に寄付するのがいいだろうということで