新路線の整備が着々と進む首都高速道路。歴史をひもとくと、計画したものの実現しなかった路線が数多くあった。丸の内と新宿を地下でつなぐ弾丸道路。錦糸町から中野まで走る内(ない)環状線。一部が実現した晴海線……。その痕跡を探して歩いてみた。岩本町、飯田橋に内環状線の痕跡地下鉄秋葉原駅を出ると、目の前にある昭和通りの上を首都高の高架が走っていた。高架沿いを南に進み、神田川を渡ると岩本町の交差点だ。ふ
今回紹介するのは、数多くの道を紹介していた「山行が」でも初めてのジャンルである。 それは、高速道路の廃道である。 そんなものがあるのかと思われるだろうが、確かに高速道路で廃道になった路線はない。 昭和38年の名神高速道路栗東IC~尼崎IC開通以来、日本の高速道路45年の歴史の中で、一度開通した高速道路は今日まで継続的に利用されてきた。(ただし一例のみ、北陸道において一般道路に格下げとなった区間が存在する) 今回採り上げる“高速道路の廃道”とは、線形改良によって生じた部分的廃道である。 一般道路においては線形改良による路線の更新は頻繁で、全国にそれこそ無数に存在しているわけだが、ことさら大がかりな工事と、それ故十分な事前調査を行って産み出される高速道路においては、そういったケースでさえ稀で、私がネット上で調べた限り全国でもわずか2例しかない。 そのうちの一例が、中央自動車道の上野原IC~大月
中央高速で東京から山梨や長野の方に行った帰り道、山梨の甲府盆地と関東平野の境である笹子トンネルを抜けて、巨大な談合坂サービスエリアで最後の休憩をしたあと、高速道路の左手になんだか不自然に広い場所があるのが前から気になっていた。 先日なんとなく調べたら、ちょうどその部分は急カーブをなくすために高速道路を付け替えた場所だったらしい。しかも元の道路は今も残っていて、一部が一般道になっている。 これは見に行かなければ! (萩原 雅紀) 走りやすくなった中央道 ダム好きという趣味柄、よく長野や岐阜の方に行くことがあって、僕にとって中央道はいちばんよく使う高速道路。 10年以上前から年に何度も走っているけど、特に東京の八王子から山梨の甲府に抜けるまでは山岳区間でアップダウンが激しく、急カーブも多いことから事故や渋滞のメッカだったようで、車線を増やしたりもう1本道路を造ったり、数年前までかなり大規模な改
中日本高速道路が所有する安全太郎。顔がそれぞれ違っている=三重県桑名市、桑名保全・サービスセンター 道路工事現場でおなじみの人型ロボット「安全太郎」が今年、誕生40年を迎えた。高速道路で働く作業員を守るために開発され、今も名古屋市で生産が続くロングセラーだ。40年間、ほぼ同じスタイルを貫き、「不惑」の言葉がよく似合う「男」は現場の厚い信頼を受け、手を振り続けている。 中日本高速道路桑名保全・サービスセンター(三重県桑名市)は、愛知県西部から滋賀県東部にかけての新名神、東名阪道などを管理する。関東・中部と関西を結ぶ要衝だけに、毎晩のように事故の処理や道路の補修などの作業がある。通行規制の先頭に立つのは、いつも安全太郎だ。 複数の場所で同時に工事をしたり、居眠り運転の車が突っ込んで壊されたりすることもあり、同センターの倉庫には10台余りの安全太郎が控えている。職員たちは「作業員の命を守っ
開通を待つ首都高中央環状線の大橋ジャンクション=東京都目黒区、朝日新聞社ヘリから、越田省吾撮影開通を待つ首都高中央環状線の大橋ジャンクション=東京都目黒区、朝日新聞社ヘリから、越田省吾撮影 首都高速の3号渋谷線と4号新宿線を結ぶ中央環状線の地下トンネル(4.3キロ)が28日、開通する。東は東京都江戸川区から西は目黒区まで、都心を迂回(うかい)する新ルートが完成し、首都高速道路会社は首都高全体の渋滞が3割減ると見込む。だが、同社の借金残高は計5兆円にのぼる。渋滞回避の代償は、利用者が40年先まで担うことになる。 新たな開通区間は山手通りの地下40メートルを走る。2007年末に開通した5号池袋線と4号新宿線を結ぶ山手トンネルの延伸部分だ。開通は28日午後4時の予定。 これまで東名高速から常磐道や東北道に向かう場合、都心環状線を使わないと抜けられなかった。このため、都心環状線には仕事や
奥多摩周遊道路 警視庁は、奥多摩周遊道路(全長19.7キロ)の一部区間で試験的に二輪車の通行を禁止する。急カーブが続くため、ライダーに人気がある一方、下り坂で事故が多発しているからだ。15日から。同庁は「効果を見て、継続的な対策とするか検討したい」としている。 同道路は東京都檜原村と奥多摩町を結び、高低差は約500メートル。全長の約7割をカーブが占め、ツーリングの有名スポット。都道で最も標高が高い地点(標高1146メートル)を通ることから、道路脇には「東京で一番高い道路」という看板も立つ。 二輪車の通行止めの区間は、山のふるさと村―檜原都民の森の12.6キロ。奥多摩町から檜原村に向かう下り坂で事故が集中しているため、一方方向だけ二輪車の通行を終日禁止とする。 同庁によると、同道路での二輪車が絡む事故の死傷者は2006年58人、07年38人、08年36人、09年(9月末まで)21人。
乗り換え案内を検索していたところ、偶然「東京道」というバス停があるのを発見した。 東京都内にはたくさんの道路がある。 甲州街道や日光街道のように○○街道という名称の道路が多く、「○○道」という名称のもので有名なのは中仙道あたりだろうか。 しかし、東京道という道路は聞き覚えがない。 このバス停のある「東京道」は、どん「な道」なのだろうか。 (text by 工藤考浩) 偶然発見 先日、ネットの乗換え案内で東京駅の時刻表を調べようと「東京」と入力して検索したところ、鉄道の駅以外にバス停もヒットした。 そのなかに「東京道」なるバス停を見つけた。 どこにあるのだろうかと思い、「東京道」で検索してみたが、該当する情報は少なかった。 さらに調べたところ、東京の西の方にあるバス停だということがわかった。 「東京道」があるのは東久留米市前沢という住所で、近くにはひばりが丘団地という大きな団地もある、東京の
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