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増田文学に関するkash06のブックマーク (71)

  • お前らは食べ放題のよろこびを忘れてしまっている

    お前らはべ放題のよろこびを忘れてしまった。ああ、なんと悲しいことだろう。 思い出せ、べ放題のよろこびを。べが放題なのだ。何をいくらっても良い。いくらばかりっても良いし、肉ばっかっても良い。その喜びをお前は忘れてしまった。 原因はわからない。きっと加齢だとは思う。胃が弱り、ガツガツするのをみっともないと思うようになり、アブラを受け付けなくなり、鶏肉ブロッコリーを蒸したやつしかわなくなり、そしてお前らはべ放題のよろこびを忘れた。 思い出してほしい、小学校6年生。サッカーか?野球でもいい。スイミングでもいい。運動会というパターンもあるだろう。なんでもいいが、試合の終わり、打ち上げですたみな太郎に連れて行ってもらった日のことを思い出せ。そういう記憶が無いなら脳内で捏造してもらっても構わない。 まずお前らはすたみな太郎の席につく。土曜日、ランチ。値段は2580円くらいだろうか?子供

    お前らは食べ放題のよろこびを忘れてしまっている
    kash06
    kash06 2024/03/17
    讃歌だ。ここには人間への讃歌がある。
  • 駅に近づくと、「ここはハロウィン会場ではありません」と書かれた横長の..

    駅に近づくと、「ここはハロウィン会場ではありません」と書かれた横長の看板が見えた。20メートルほどの長さはあろうか。看板の前ではオレンジ色のウインドブレーカーを着た坊主頭の人々が立ち、ハンドスピーカーから「ここはハロウィン会場ではありません。立ち止まらないでください」と連呼していた。 その一人に「ハロウィン会場はどちらでしょうか」と訊いたが、男はこちらを見ない。もういちど「ハロウィン会場はどちらでしょうか」と訊くと、その人はハンドマイクのスイッチを切り、「ここはハロウィン会場ではないことを知らせる業務はハロウィン会場そのものを知らせる業務を含んでいません」と早口で喋った。 それも一理ある、と思い、今度は駅の改札から出て来る人々に片っ端から訊いてみた。やはり訊いてみるもので、「ハロウィン会場に私も今から行くところですから、一緒に行きましょうか」と声をかけてくれる男性が現れた。ひょろ長い身体つ

    駅に近づくと、「ここはハロウィン会場ではありません」と書かれた横長の..
    kash06
    kash06 2023/10/29
    素晴らしい、これは間違いなくオメガ系増田だ。たくえっ
  • イエス・ノー遺影(イエス・ノー健一)

    anond:20230208195420 の続き】 仕事帰り、烏丸六角のファミマで買い物をしている最中に、この3年近く恒常的にセックスをしている男性から、「健一が亡くなったそうです」というLINEが入った。 この男性はどうにもこういうところがある。 身近な人間を基呼び捨てで呼ばわるところがある 母は「幸子」、母方の祖母は「ひさ江」、父方の祖父は「トメ吉」という具合に。ちなみに「トメ吉」については、まったく止まってはおらず、その下に「スエ」という妹がいる。 昔の人は、ある種なんとも露骨だ。 「子どもはもうこれ以上いらない」という気持ちを、今生まれてきた当の子どもの名前に込めてやるなよと私なんかは思ってしまうが、当人たちは一度避妊に失敗し、念押しのようにさらにその下に込めたりしているのだ。 現代なら「その名づけは虐待」とか普通に言われてしまいそう。 そういうふうにして、彼・彼女たちがそれぞ

    イエス・ノー遺影(イエス・ノー健一)
    kash06
    kash06 2023/03/29
    すごく良い
  • 恥ずかしいからここに置いていく

    高校生の頃誰にも言わずに密かに片想いしていた人のことをふと思い出した。 メールアドレス残ってるかなって連絡先アプリ見て、残してたんだけど、当時気にしなかったメールアドレスの意味がなぜか気になった。 文章に思えた部分を検索するとある小説のタイトルが出てきた。当時の彼が恐らく好きだったものを10年以上経った今知って、理由は分からないけど泣いてしまった。 席替えなくてずっと隣の席、あまり話さなかったけど変なことがあったらいつも顔見合わせて笑ってたな。彼については嬉しかったことしか覚えていない。彼が幸せでありますように。

    恥ずかしいからここに置いていく
  • おばあちゃんの思い出話と乳首責めの相性

    【続きのようなもの anond:20230328202632】 三年前に祖母が亡くなったとき、私は孫代表スピーチを頼まれた。それで葬儀に出るまでの短い間におばあちゃんとの思いでをふりかえることになった。 そのころ大好きだったアイドルが載っていたMyojoやPOTATOを見せて、おばあちゃんに誰が好みか聞くと、「みんなすてきでかっこいいけど、この子が明るい感じでお話がしやすそう」といって、当時の私の推しを選んでくれた。 画家だった曾祖父の描いた、ふたつのあけびが木になるままにはじける刹那をとらえた、グロテスクで美しい日画をいつもいとおしそうにながめていた。 横山大観の展覧会に行きたいというから、じゃあ一緒に行こうと博多駅で待ち合わせをした。前日に何度も何度も電話で確認したホームにおばあちゃんはいなくて、慌てて必死に探したら、私の母が以前に贈ったあみめの大きなベージュのレースのよそ着をきて、

    おばあちゃんの思い出話と乳首責めの相性
    kash06
    kash06 2023/02/08
    前半のしっかりした思い出と、後半に起きた出来事と、実際に繰り出される単語の面白さが、全て兼ね備わっている最高級の増田文学でした。男性の言う通り、笑いとの相性が悪い点は、どうぞ反省を願います。
  • patoがいままでに書いた記事たち - 多目的トイレ

    連載 日刊SPA! nikkan-spa.jp 2022Books&Apps blog.tinect.jp SPOT travel.spot-app.jp SPOT travel.spot-app.jp 電ファミニコゲーマー news.denfaminicogamer.jp 2021年 さくマガ sakumaga.sakura.ad.jp 電ファミニコゲーマー news.denfaminicogamer.jp さくマガ sakumaga.sakura.ad.jp さくマガ sakumaga.sakura.ad.jp Books&Apps blog.tinect.jp Books&Apps blog.tinect.jp SPOT travel.spot-app.jp SPOT travel.spot-app.jp SPOT travel.spot-app.jp Dybe(メディア終了)

    patoがいままでに書いた記事たち - 多目的トイレ
    kash06
    kash06 2023/01/09
    patoさんによるpatoさんのまとめだ!便利! ……って、大名作「Yahoo!チャット」増田って、あなただったのか!!! いや、これ納得だけど最後にとんでもなく驚いた。
  • 泣きながら飯を食う夜

    飯をった 地方は不便だろうと新車をポンとプレゼントするような太い実家と優しい両親に愛され、自己肯定感を育まれた容姿端麗な友人がお裾分けしてくれた名前も分からん洒落た肉料理った。 こんな私のことすら気にかけてくれる優しい彼女の両親がついでにと持たせてくれた、初めて見る姿形のケーキもった。ちなみに私には親はいない。 どっちもべらぼうに美味しい。こんなボロアパートでうには勿体無いほど洒落た夕だ、私は友人一家に大いに感謝した、そして1人泣くのだった。 彼女は容姿端麗でこんな私と友人でいてくれるほど性格もいい、当然だがモテる、交友関係も広い。今回貰った肉料理も飲店を営む友人から学んだらしい。ソースに使った柑橘類は知人の農家から貰ったと言っていた。私にはそんな知り合いはいない。彼女は決してそれらをひけらさかない、性格の悪い私は彼女に嫉妬して、卑屈になった時期もあったが今ではそれは当然と割

    泣きながら飯を食う夜
    kash06
    kash06 2023/01/05
    ご自分の心の有り様を測りながら、何をすべきかはしっかりと考えておられる。内心の複雑さを織り込みながら、彼女を友と呼び感謝するのは、増田の徳だと思います。それが何になるかは別にして。
  • サイゼリヤのメニュー番号で貧しさを感じるという話

    PA05と注文してカルボナーラが出てくることが、貧しく恐ろしいという話を聞いて思い出したことが有る。 俺はあのオヤジのやってるA定が好きだった。 その定屋は、日替わり定が、A定、B定、C定と呼ばれていた。 ランチタイムのA定は、いつも唐揚げ定だった。B定やC定はその時々で違った。 確か、C定だけ100円か200円高くて、刺し身だの天ぷらだのはC定だったはずだ。 自分はA定が好きで通っていた。唐揚げとポテトサラダとご飯と味噌汁と胡麻団子。 だから、自分の青春は、A定とともにあった。 A定と聞いて思い出すのは、四季折々暑すぎたり寒すぎたり砂っぽかったり土砂降りだったり、そんな毎日の昼飯時だ。 治安は今よりも悪く、街並みもきれいとは言いがたかったが、やはり記憶の中の思い出は輝いている。 だからたぶん、あの定屋が小綺麗な店に変わって、唐揚げ定と、ハンバーグ定と、

    サイゼリヤのメニュー番号で貧しさを感じるという話
  • レベルという概念のあるゲームが完全に時間の無駄に思えてきた

    昔はやったネットスラングに「レベルを上げて物理で殴ればいい」というのがあったが、結局レベルを上げるゲームはどれもそこへと収束してしまう。 ゲーム内のあらゆる行為がプレイヤー自身の成長によって成し遂げたものではなく、キャラクターのレベルを上げた結果になってしまう。 それが凄い無駄に感じるようになった。 キャラクターの成長を概念的に感じるためのシステムだと説明されても、俺はプレイヤーとして成長の実感をシンクロして味わいたいと思ってしまう。 だがレベルはプレイヤーの成長に対する実感を完全に失わせる。 勝利とは「レベルを上げたことで物理で殴れた」のマイナーチェンジであり、敗北さえも「レベルが足りてないので物理で殴りきれなかった」となる。 PDCAサイクルを回して試行錯誤しようにもその裏にはいつも「そもそもレベルを上げればいいだけでは?」という疑問と「どんなに頑張ってもレベルが足りてなければクリア出

    レベルという概念のあるゲームが完全に時間の無駄に思えてきた
    kash06
    kash06 2022/07/07
    個人の私的な宣言としてなら、実に情緒的で情熱的で、半分くらい増田文学に踏み入っている。去れ、とは自分の前から、つまり自分が選ばないだけであるとして、人生が滲み出ている。
  • エロマンガを描いて生きている 1/3 

    pixivに初めて投稿したのは約八年前になる。 それから長い時間が経って、今は野良のプロとして漫画を描いている。特定の組織には所属していない。ごく稀にR18雑誌に寄稿したりもするが、基はずっと一人だ。 今回、こうしてエッセイみたいなのを増田に投稿しようと思ったのは、感謝の念が芽生えたからだ。 ずっと、社会に恨みを抱いて生きてきた。子どもの頃からストレスが多い環境にいたせいだろう。最近、ようやく周りに感謝ができるようになった。以前は、作品を認めてくれるファンの人だったり、SNSで意見やコメントをくれる人だったり、気で叱ってくれる人にしか感謝できなかった。 最近になって、子どもの頃から散々な目に遭わされた家族とか、昔々の、辛い状況でも諦めなかった自分に感謝ができるようになりつつある。ちょっと長くなるけど、自分語りをさせてほしい。 見た目があまりよくない。いじめに遭うことが多かった。 虫取り

    エロマンガを描いて生きている 1/3 
  • ざるそばを姪と一緒に食いに行った

    俺は嫌だった。だって小学3年生の女の子を連れてる33歳のおっさんなんて完全に不審者じゃん。警察沙汰になる可能性すらある。 そもそも俺はそば屋が大嫌いなんだよ。そばじゃなくて、そば屋が嫌いなの。 でも妹がどうしても急用があるし、この日にざるそばをべるって約束しちゃったから、とか言って姪を押し付けられた。 しゃーないから車に乗ってそこそこ高めの蕎麦屋に向かった。姪はキラキラした目で街を見て「ざるそば!ざるそば!」と連呼していた。 ここで釘を刺しておこうと思って、俺は言った。 「俺はな、そばは好きだけどそば屋は大嫌いなんだよ」 姪は不思議そうな顔をして俺のことを見つめてこう言った「なんで?」 「大人になると色々嫌な思い出が積もるからね」 この文章を読んでいるのは大人だろうから言っておくと、俺の5年付き合っていた元カノはそば屋勤務だった。ある日突然振られてそのまま音信不通。それから俺はそば屋を見

    ざるそばを姪と一緒に食いに行った
  • 増田がメンヘラにとって救済をもたらすサービスであり続けて欲しい

    私は「インターネット上で故人のブログが閲覧できる」ということを知り、廃墟サイトまとめを閲覧していた。 そもそも一体なぜ私が故人のブログに興味を持ったのかということについて述べたいと思う。中学生の頃、図書館で南条さんのを借りた。当時私はリスカやアムカを常習的に行っていた。そのような自傷行為がきっかけで南条さんのに辿り着いたと記憶している。 には、南条さんという人物について、また彼女がインターネット上に残したものについて書かれていた。 「死んだらインターネットで公開したものが残り、さらには書籍化されるパターンもあるらしい」 衝撃だった。 南条さんは、生存した証をインターネット上に残して死んだ。いや、「生存した証がインターネット上に残ってしまった」と言い表した方が正しいのかもしれない。 さて話を戻すと、インターネット上で閲覧できる故人のブログというのが、二階堂さんの「八脚の蝶」という日記

    増田がメンヘラにとって救済をもたらすサービスであり続けて欲しい
    kash06
    kash06 2022/02/19
    インターネットにこそ流したい日記というものがあるのはわかる気がする。二階堂奥歯を引きながら、それを読んだ時の話ではなく、まだその文章に出会っていない時系列的に同一のご自分を書き出す見事さ。
  • 元カレのマッチングアプリのアカウント見つけた

    やりとり終わって2日後にアカウント作ってるって行動早すぎるだろおおおぉぉぉ しばらくやらないって言ってたじゃん しかも何めっちゃいいね付いてんじゃん プロフィール写真めっちゃイケメンじゃん スペック高いんだな そりゃモテるわ悔しい つか選び放題なのになんで一か月以上も続けてんのよ 恋愛するモチベーションないって言ってたのにめっちゃログインしとるやん がんばっとるやんんんん なんでフラれたんやわたしぃ いい人見つからないなら私と別れるなよおおおおおお!! 高望みするな 私でいいじゃん 絶対私が一番かわいいじゃん 私ならあんたのこと全部愛してあげられるよ 嫌いにならないよ!!! 掃除もするしご飯もいくらでも作るからさあ!!! なんで私じゃダメなの??? もっと小さくて従順でか弱い子が好きなの? 胸がでかい子がいいの??? そんな人どこがいいの ばかだね 私より良い人なんて絶対見つからない お互

    元カレのマッチングアプリのアカウント見つけた
  • 加減がわからないから米を四合炊いた

    めっちゃ炊けてしまった。 ふりかけ持ってべにこない?

    加減がわからないから米を四合炊いた
    kash06
    kash06 2022/02/10
    これは、かなり好きな増田だ
  • 電車から見える家の一軒一軒に人が生活しているんだなあと思ってしみじみした気持ちになる現象

    に名前ありますか? 夜だったり新幹線だったりするとさらにしみじみ度が上がります。

    電車から見える家の一軒一軒に人が生活しているんだなあと思ってしみじみした気持ちになる現象
    kash06
    kash06 2022/01/29
    自分の経験だと、夜の夜行列車が一番しみじみしました。新幹線や高速だと、新富士-静岡間とか、興津川沿いとか、その辺りが何故か心に刺さります。伊勢物語シンドロームみたいな名前が思い付きました。
  • 一人暮らし

    12月から一人暮らしを始めた。 初めの1週間は、まず生活ができるくらい日用品等を揃えることで結構疲れた。 少しすると寂しくなったので、クリスマスが終わると実家に帰りそのまま年を越した。 仕事があるので家に戻ったが、やっぱり寂しくなったのと、祖母が亡くなったことも影響しメンタルがちょっとブレたので、彼氏の家に5日間ほど入り浸った。 そして数日前、家に帰ってきた。 すると、なんだか初めて自分の一人暮らしの家が快適に思えた。自分のだけの城。自分で稼いだお金で買い揃えた物たちに囲まれて、少しだけ自分に自信が持てた気がした。大袈裟だが、この世界で生きていける気が初めてした。 フルリモートのためか、運動不足か、最近寝つきが悪いので、仕事が終わると外に出て散歩をしている。 今日は隣駅まできた。ドンキホーテでボディクリームを買い、スタバに寄った。 お姉さんが抹茶ラテにハートのラテアートをしてくれて、思わず

    一人暮らし
  • コンビニの店員を10年以上やっている

    会社への通勤途中に立ち寄るコンビニに、俺と年の変わらない店員がいる。 今から10年前、俺がこの職場に通うようになった時からいるから、 ヤツは、このコンビニに10年以上いることになる。 この10年間、あっという間だったとはいえ、思い返すといろいろなことがあった。 ほぼ2年ごとに昇進して、給料は倍になった。 2人の女と別れた後に付き合った人と結婚した。 子供は、この間生まれたかと思ったらもう幼稚園が終わって小学生になってしまう。 さっきも、ヤツのいるコンビニで、菓子とコーヒーを買った。 最近のコンビニの店員は、バーコードでスキャンだけして、 客が機械に金を入れ、袋詰めしている間、ボーっとつっ立っている時間が長い。 バーコードスキャンから袋詰めしてまでの一連の動作をいかに滑らかに行うかに お前の矜持を、俺は感じていた。 セルフレジ導入以降、どうなんだ?ボーっと突っ立ている間、何考えてるんだ? 先

    コンビニの店員を10年以上やっている
    kash06
    kash06 2021/12/02
    「一連の動作をいかに滑らかに行うかにお前の矜持を、俺は感じていた。セルフレジ導入以降、どうなんだ?ボーっと突っ立ている間、何考えてるんだ?」「お互い目の前のことやって」昔の歌みたいな、サシの世界だ。
  • ラーメン屋でラーメンを器ごとぶん投げてみたい

    アルバイトにより提供された熱々の塩ラーメン。 俺は器を持ち上げて振りかぶり、厨房に向かって右手に持ったそれをおもむろにぶん投げた。 器が割れる鈍い音が響き、具材が厨房に散乱する。 店主のがメンマとネギ、器の破片で汚れている。 スープは壁まで飛び散っていた。 一瞬時が止まったように静まり返る店内。 テレビの音声と調理機材の音だけが残り、張り詰めた緊迫感が漂う。 数秒後状況を理解し俺に向かって罵声を飛ばす店主、ドン引きして固まったままのアルバイト。 カウンター席二つ開けて座っていた30代半ばくらいの屈強な男性が立ち上がり、俺を羽交い締めにする。 店主がカウンターから出てきて、俺は男性により店の外に突き出される。 通行人の視線がこちらに集まる。 扉のガラス越しに俺が投げたラーメンを掃除しているアルバイトの姿が見える。 動揺したスーツ男女べかけのラーメンを置いたまま店を後にする。 離れたテ

    ラーメン屋でラーメンを器ごとぶん投げてみたい
    kash06
    kash06 2021/09/09
    そのビジョンを自覚しつつ、行うのでなく、こうして書き表すという事に文学があると思います。
  • 【追記】

    なんかコピペって言われてて???ってなったけど https://twitter.com/viyoukama/status/1369923434839347201?s=21 これか。初めて見た。下に書いたのは普通に俺の話だよ。日の大学の外国語学部からサラマンカに留学してた 当時海外留学してた人なら分かるかもしれないけどだいたい人の暖かさに触れたんじゃないだろうか スペイン当にいい国だから興味持ってくれた人はコロナが落ち着いたら行ってほしい だいたいマドリードかバルセロナになると思うけど、サラマンカにもぜひ行って欲しい マヨール広場懐かしい。今思えばあそこを通学路にしてたなんて信じられないほど美しい あともらったお金は被災地(日)支援にあてたよ ・・・ 3.11地震の時スペインに留学してた ある時カフェで飯ってたらおっさんにハポネス?(日人?)と聞かれてシー(はい)と返すと ワーー

    【追記】
  • 蜂の巣作りと幸せの話

    自宅のアパートの廊下に大きな蜂が巣を作ってしまった。 何日か前から、なんだかブンブン飛んでいやがるな、とは思っていた。それが、ある日出勤するときに廊下を通り過ぎようとしたら階段の頭上に何匹も無数に集まって、大勢でえんやえんやと巨大化を図っていたのだ。 サイズはソフトボールぐらいで、急に出現したとしか感じられないぐらい、その前段階みたいなものを見た記憶がない。 おそらくは、当に一日、二日のうちに寄ってたかって今の大きさまで作り上げてしまったのではないかと思う。基的に狩りと営巣以外にやることのない連中だから、勢いがついたらすごいのだ。実際、「すげーな」と見ていて思わず言ってしまった。 たまたま、アパートを出たところで大家さんに会ったので(目の前にお住まいである)、状況を報告した。 保健所に連絡しましょうか、と提案したらご自分でどうにかなさるという。大家さんと二人、なぜか再び階段を上って場所

    蜂の巣作りと幸せの話
    kash06
    kash06 2021/09/06
    増田文芸評論。文芸作品を評する文章を、現実の間に挿入させるだけで、読者はこんなに色々考えさせられてしまう……やり手の増田だ。「不安は自由のめまい」、いつか読みたい。(……スクストを思い出しました