1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:チーズには動詞がつきがち
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:チーズには動詞がつきがち
書類の一部だけを照らす光 NHKスペシャルで、書類にこんなふうに光が当たっているのをよく見る。 「NHK 大川原化工機」の Google 画像検索結果のキャプチャ NHKが手に入れた書類にスポットライトを当てて、重要な行や単語だけを分かりやすいようにするのが典型だ。その他、暗闇の中に書類そのものをぼんやりと浮かびあがらせるやり方もある。 これを真似したいなあと思っていた。「盆踊り大会のお知らせ」のようななんでもない文書でも、こうやって照らせばなにか重大な資料みたいに見えないだろうか。 どうやって照らすか しかし問題がひとつある。これそもそもどうやって光を当ててるんだろうか。まずはシンプルに、書類に帯状に光を当てるやり方を試してみたい。 そのためにこんな方法を考えてみた。 照らしたい紙の上に透明の板を浮かべ、そこに光のスキマを作るための紙を置いて、全体を上から照らすのだ。 スマホのライトで照
東京都最西端のバス停から東京23区最東端のバス停まで バスだけを乗り継いで行くとどれぐらいかかるのか? 東西に長い形の東京都。その東京都のいちばん西から東まで「バスだけ」で横断すると、どれぐらいの時間がかかるのか。というか、そもそもそんなことはできるのか。 実際に行って乗り継ぎしてみた。 東京の最西端と最東端にあるバス停とは? 東京都内のバス停の東西それぞれ端っこにあるバス停はどこなのか。実はこれがちょっと面倒くさいというか、ややこしい。 東京バス協会が発行する『東京都内乗合バス・ルートあんない』という都内を走るバスとバス路線が網羅された書籍がある。これによると、東京都最西端のバス停は、奥多摩町の留浦(とずら)というバス停だ。 路線図上の留浦。『東京都内乗合バスルートあんない』JTBパブリッシングより そして、最東端のバス停を調べると、江戸川区にある京成バスの「江戸川スポーツランド」という
1993年生まれ。京都市伏見区出身、宮崎県在住。天性の分からず屋で分かられず屋。ボードゲームと坂口安吾をこよなく愛している。 前の記事:KALDIのハンマー付きチョコを素直に楽しむ > 個人サイト もがき続けて100年生き抜くブログ 若水汲み(若水迎え)のあれこれ 若水とは元日の日の出前に汲む水のことで、一年の邪気を祓う縁起のいいものとされている。若水は神前に供したあとでお茶を沸かしたり雑煮にしたりするそうだ。 元旦の早朝、柄杓と桶でその年最初の水を汲むのが「若水汲み」(記事後半の様子です) 水道が普及した現代において若水汲みは一般的な行事ではなくなったが、かつて井戸や川から生活用水を汲んでいた頃には全国的に行われていたらしい。 若水汲みは地域によってしきたりが異なるのだが、今回は宮崎県の高千穂町本組地区に伝わる形式のものを祖父に聞いた。 80歳の祖父に話を聞いた。机が雑然! 祖父の記憶に
ほら、ぼくってカレー好きじゃないですか、焼きそばも好きだし。それを合わせたら一番おいしいと思うんですよね。 ある日、福島県の会津若松に行ったときのことだ。お店のメニューに「カレー焼きそば」があるのを見かけた。 そのときは「へーそんなのあるんだ」と思って、違うメニューを食べたが、後日思い出して、調べてみると会津若松のB級グルメとして色々なお店で提供しているのを知った。それから、カレー焼きそばへの想いがつのるばかりなので、食べて行くことにした。 会津若松に来た カレー焼きそばを求めて会津若松にやってきた。 会津若松は、綾瀬はるか演じる山本八重が主人公の大河ドラマ「八重の桜」の舞台だ。 山本八重の名言として「ならぬことはならぬことです」という名言がある。 意味は「人として生きるためには、理屈や言い訳が通らない絶対にやってはいけないことがある」ということだ。お前らに言っているんだぞ。ちゃんと聞きな
1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:アヒルを飼える腕時計を買った > 個人サイト ほりげー 東京23区内、でかい円めぐり 日本で一番高い山は富士山。日本で一番大きい湖は琵琶湖。何事も一番はよく知られている。でも「一番大きい円」はどうだろう。聞いたことがない。 一番でかい円が気になって仕方ない。でもいきなり日本一を調べるのは大変だから、まずは東京23区内で調べよう。東京23区内で一番でかい円はなんだろう。 答えを知るには、東京23区内のでかい円の候補を挙げ、ひとつひとつ調べていくしかない。 思い浮かんだでかい円の候補たち。 なお、今回の「円」のレギュレーションであるが とする。球は2次元にしたら円なのでOKだ。このおかげでガスタンクやフジテレビの球体もエントリーした。 あとはそれぞれの円の直径をインター
神奈川県の中央部を流れる相模川。その下流域にあたる茅ヶ崎市には、「旧相模川橋脚」という史跡が存在する。 人知れず水田の地下に眠っていた鎌倉時代の橋脚が、ちょうど100年前の大正12年(1923年)に発生した関東大震災の液状化現象によって地上に現れた、全国的にも貴重で珍しい遺構である。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:範囲図の境界を攻める(デジタルリマスター) > 個人サイト 閑古鳥旅行社 Twitter 相模川に架けられた鎌倉時代の橋 「旧相模川橋脚」が存在するのは、旧東海道を踏襲する国道一号線のすぐ側だ。東
これがセンター北駅のデイリーヤマザキです 店の入り口の両側に串いそべ餅 どこにあるか聞かれるので「串いそべ餅こちらです↓」という紙を天井から下げたとのこと。 串いそべ餅のコーナー 壮観、全部 串いそべもち 販売数がずば抜けている 串いそべ餅はその名の通り、串に刺さったいそべ餅。 コシのある餅に、ピリ辛の焦がし醤油がかかっていて、海苔がまいてある。 税込180円 関東エリアのデイリーヤマザキ、ヤマザキショップのみで販売している商品とのこと。 山崎製パンに聞いてみると… 「デイリーヤマザキセンター北駅店では、発売当初から販売数がずば抜けており、店頭訴求すればするほど販売数も伸び、お客様からの問い合わせや反響もいただけるようになりました。デイリーヤマザキならではの差別化商品として、また、デイリーヤマザキセンター北駅店のスタッフ全員が心から推せる商品として、販売に力を入れています。」(山崎製パン株
1984年岐阜県生まれ。変な設定や工作を用意して、その中でみんなでふざけてもらえるような遊びを日々考えています。嫁が世界一周旅行中。 前の記事:掛川城で戦国武士のすごさを思い知る ~しらべ旅~ > 個人サイト 平日と休日のあいだ 嫁が世界一周旅行中の旦那 清流の里でお金の話を聞く やって来たのは長野県の南西部にある南木曽(なぎそ)町。 ジブリの映画『もののけ姫』を実写化するなら舞台はここだと思うほど、見わたすかぎり山にかこまれている。 今回ご協力いただいたのは、そんな山あいの町にある志水木材産業さん。 創業は昭和19年。もともとは丸太から材木を切り出す仕事をやっていて、40年ほど前からその端材の活用として桶づくりを始めたのだそうだ。 そんな志水木材の3代目となる、志水弘樹社長にお話をうかがった。 お仕事を物語る背景 最近あったニュースを聞いたらご自宅の庭にカモシカが出たと言っていた。 志水
名古屋の大須。名古屋観光の定番スポットで、食べ歩き商店街や電気街など、多くの顔を持つ繁華街である。 先日、別件の取材のついでに少し寄ってみたのだが、大須を訪れた僕に爪痕を残したのは名古屋めしでも串に刺さった韓国フードでもなかった。 ハトの大群だ。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:万華鏡のように形がくるくる変わる、マジックフラワーバスケットの中毒性が高い > 個人サイト nomoonwalk 繁華街の中にある立派なお寺(に潜む脅威) 大須観音というお寺があり、大須のシンボルとも呼ばれているようだ。 商店街を歩いていると立派な門が現れる 大き
だ。先に挙げた、わかりやすい俳句に比べたら、ちょっと意味が分かりづらい。 「代(よ)ぞ」などと大げさな言い方をしているけれど、これは家(草の戸、つまり芭蕉が住んでいた草庵)の住民が代替わりしたよ〜ぐらいの意味だ。 東北に旅立つにあたり、当時住んでいた草庵を引き払った後、新しく入居してくる家族に小さな女の子が居ることを知った芭蕉が、「おじさんひとりずまいのわびしいこの部屋の住民が代替わりして、小さい女の子も住み始めるらしい。そうすると、おそらく雛人形なんかも飾っちゃったりなんかしちゃって、華やぐな〜」という、気持ちをよんだ句だ。 よく、引っ越しする時に、家財道具を運び出してガランとなった部屋の写真に「#引っ越し #◯年間 #お世話になりました #おっさん一人暮らし #次は家族連れが住んだりして」などと、ポエムみたいなハッシュタグを付けてインスタグラムにアップする感覚に近い。 さて、その芭蕉が
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:お土産に買った萩の月、全部食う 岐阜県にある鶏ちゃん 岐阜にある鶏ちゃんは温泉で有名な岐阜県下呂市を中心に存在するグルメである。どんなものか。でも、鶏だということはわかる。これで豚がきたら「意表をついてきたな」と笑っちゃうと思う。 下呂駅に着いた。観光客であふれかえっている。 そして、温泉もあふれかえっている。おれもあふれかえるか。 調べたらお店があるので行ってみることにした。 鶏ちゃん杉の子。 この日は雨にも関わらず、鶏ちゃんを求める人たちの行列ができていた。並んででも食べたいなんてどんなにおいしいのか。期待。 店内に入ると鶏ちゃんを全員頼んでいる。それほど人気なのだ。よし、頼むぞ。 鶏ちゃん定食がある。 そ
1993年東京都生まれ。与太郎という柴犬と生きている普通の会社員。お昼休み時間に事務員さんがDPZを見ているのを目にしてしまい、身元がバレないかハラハラしている。 前の記事:5000円もらったので高級スーパー福島屋に行ってきました そもそも藍ってなんだっけ 藍色ってきれいですよね。 食べる前にちょっと立ち返って考えてみたい。藍ってなんだ。ためらわないことだろうか。 筆者が藍と聞いてまず思い浮かぶのは藍染め。多分植物なのだろうなという想像はつくが、どんなものなのかは恥ずかしながらイメージがつかない。 調べてみると思ったより普通に草だった。 「藍 植物」の画像検索結果(※2023/2/7 検索) Wikipediaによると、藍はタデ科の植物で、葉を傷つけると傷口が藍色になるらしい。「あ~なんか爪でひっかくと汚れる葉っぱあった気がする~」と遠い記憶の筆者が言っている。 藍染めは葉を絞
1929(昭和4)年に刊行された『姓名の研究』という本に載っている、大正時代の「キラキラネーム」が面白いので紹介します。 ※本文中の引用画像は、出典を記してないものはすべて荒木良造『姓名の研究』昭和4年復刻版です、文中での敬称は略します。 奇抜な名前をつける人は昔からいた アクロバティックな漢字の読み方をさせるような、いわゆる「キラキラネーム」を子供につけるひとがふえているといわれています。こういった「奇抜な名前」をつけるひとは昔から一定数いました。 明治大正時代から昭和時代のそういった「珍名」さんをやたらと集めてまとめた本があります。荒木良造著の『姓名の研究』という本です。 荒木良造『姓名の研究』 著者の荒木良造氏は、彼の他の著書『名乗辞典』の略歴によると、1910(明治43)年、東京帝国大学国文科を卒業後、文部省国語調査委員会嘱託、1918(大正7)年〜1942(昭和17)年まで同志社
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:お店別・レジ袋なしの限界を探る〜 コンビニ「ファミリーマート」編
都内に3店舗ある文明堂カフェ 誰もが知るあの文明堂に、カフェがあると知りやってきた。 調べたところ、文明堂カフェは銀座に2店舗、日本橋に1店舗ある。 その中でも今回は、銀座の大通りに面している店舗に行ってみることに。 天井が高く、ガラス張りで高級感が漂っていた。 1900年に長崎で創業した文明堂。今回は「BUNMEIDO CAFE GINZA」に来ました! 光が差し込んで輝いています。人気! カフェの手前では普通にカステラなどを買うことができる。 知らなかったが文明堂はカステラ以外にもどら焼きやバウムクーヘン、人気すぎて当面品切れの「3時のおやつあんぱん」などがあった。 待っている間に注文は決めていた。一気にオーダーしよう。 文明堂なのだもの、きっとカステラとか、甘い系尽くしなんだろうと思うじゃないですか。 ところがどっこい、こんなメニューがあるんです! 見てこれ! 現代アートのような文明
平成を代表するスーパーアイドル、木村拓哉。今なお人々を夢中にさせる存在である。彼について、こんな噂を聞いたことはないだろうか。 「あそこのマンションの最上階の部屋、実はキムタクが別荘に買ったらしい」「あそこの海にキムタクが別荘を持っていて、時々サーフィンをしているらしい」 キムタクからしたらなんとも迷惑な話かもしれないが、こうしたキムタクの住まいに関する噂は全国各地にあるらしい。気になってアンケートで集めてみたら、100件を超える噂が集まった。 100て! ※本記事では敬意を込めて木村拓哉さんをキムタクと表記します キムタクは河童か空海か ここまで来ると生きる伝説だ。この資料がなにかの手違いで100年200年と残ってしまったら、未来の人はキムタクを一体何者だと思うだろう。 集まったアンケートを読み込んでいくと、キムタクの噂に一定の傾向があることがわかった。 そこでDPZライターの唐沢むぎこ
埼玉県の日高市に巾着田という場所があり、そこは秋になると曼珠沙華(彼岸花、リコリス)が満開になることで有名です。いま、時はまさに10月。きっと曼珠沙華が咲き乱れているはずと思い込んで出かけてみたところ、なんか思ったのと違った光景が広がっていました。 その顛末。 あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2冊。買ってくだされ。(動画インタビュー) 前の記事:川越の東京、東京の川越(デジタルリマスター) > 個人サイト keiziweb DIY GPS 速攻乗換案内 巾着
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