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小説と川端康成に関するmshkhのブックマーク (7)

  • 母の眼 (川端康成,「掌の小説」所収)

    はじめまして、 あの、、、『掌の小説』の中で母の眼という作品について聞きたいことがありまして、 何の意味かなかなか分かりませんね。ですので、あなたの考えがほしいんです。 たとえば、このタイトルはなぜ母の眼なのか。 最後の部分に書いてる「子守女の顔に何と明るい喜びだ。」ここの意味は何だと思ってますか。 https://dayinthelife-web.blogspot.com/2005/08/blog-post_7.html 私は特に教養があるわけでもなく,書評のようなものをこのブログに書いてはいますが,その解釈についても浅かったり間違ってたりするところが多々あるのではないかと思っています.しかし,せっかくのお尋ねでもありますし,自分の考えを書いてみることにしました.少し長くなってしまったので,コメント欄に書くのではなく,独立したエントリにしてみます. この小説のキーとなるのは,「美しい子守

  • 掌の小説 (川端康成)

    「掌の小説」(新潮文庫)は,川端康成が40年にわたって書き綴った,111篇の短編が収められた短編集である.このブログの前のエントリでも述べたように,川端文学の真髄が最も端的に表れるのはその短編集であるように思われる.「掌の小説」は,その最高峰といってよいだろうと思う.ここでは,111篇の短編の中から,特に感銘を受けた作品について書いてみたい.なお,以下では内容について一部触れるので,未読の方は注意されたい. 「帽子事件」…現実とも非現実とも見分けがつかない,独特な読後感を残す御伽噺のような作品. 「日向」…自伝的な要素を持つ.相手の顔をまじまじと見てしまう主人公の癖を題材に,主人公の祖父の思い出と,許婚への愛情が見事な形でまとめられている. 「指輪」…少女が見せる,女性的なるもの.「雪国」や「伊豆の踊り子」にも共通する,哀しく,なまめかしく,そして美しいもの.川端文学の一つの真骨頂. 「夏

  • 愛する人達 (川端康成)

    皆さんは,「珠玉」という言葉を聴くと何を思い浮かべるだろうか.小説に限って言えば,私が思い浮かべるのは,福永武彦の作品である.また,宮輝,川端康成,井上靖にもそういう作品は数多い.ここでは,川端康成の短編集「愛する人達」(新潮文庫)について書いてみたい. 川端康成といえば,いわずと知れたノーベル文学賞作家である.雪国などの数多くの名作を残しているが,川端は短編集にも遺憾なく真価を発揮している.というより,川端文学の真髄が最もよく表れるのはその短編集であるといえるかもしれない.特に,「掌の小説」やここで述べる「愛する人達」などにおいては,作者のみずみずしい感性が短編であるがゆえに凝縮され輝きを増し,あまりに繊細であるために触れれば壊れてしまいそうな,まさに宝石のような短編がちりばめられている. 「愛する人達」は,川端康成が小説家として最も油が乗った時期に書かれた短編集であり,9編の短編を収

  • 「いい女」の意味 - jun-jun1965の日記

    川端康成の『雪国』に、島村が「君はいい女だよ」と言って、駒子が怒る場面がある。これの意味が、初読の高校二年の時に、分からなかった。大学生になって、岩下志麻が駒子をやる映画を観たら、「それ、一年に一回通ってきて会うにはいい女だって意味?」と解説して怒っていた。 だいたいそんな理解のようである。 http://www.linkclub.or.jp/~keisuke/kawabata/yukiguni/yukiguni.html http://glassysky.exblog.jp/18267833 しかし、フランス文学者の高山鉄男の「悲しみと日々 川端康成の作品における自我の構造」(『季刊藝術』1971年10月)には、駒子がこれを「卑俗な意味に解して怒る」とある。卑俗? 千葉俊二は「ポルノグラフィーとしての『雪国』」(『國文學 解釈と教材の研究』2001年3月)で、駒子は「名器」の持ち主であっ

    「いい女」の意味 - jun-jun1965の日記
    mshkh
    mshkh 2014/02/25
    川端康成でこの手の内容は雪国に限った話じゃないからなあ.川端康成とか谷崎潤一郎は,日本文学の究極の到達点というか,化け物としか思えない
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