元日、皇居では「新年祝賀の儀」が行われ、天皇陛下が「国の発展と国民の幸せを祈ります」と新年のあいさつをされました。 皇居・宮殿の「松の間」では、午前11時すぎから、両陛下が皇太子さまなど皇族方とともに儀式に臨まれました。 天皇陛下は、出席した衆参両院の議長や議員らを前に、「年頭にあたり国の発展と国民の幸せを祈ります」と述べられました。 午後からは、130の国と地域の大使などが皇居を訪れました。華やかな民俗衣装を身につけた大使夫妻などは順番に両陛下の前に進み出て、新年のあいさつをしていました。 皇居では2日、一般参賀が行われ、天皇陛下は皇族方とともに午前3回、午後2回の合わせて5回、宮殿のベランダに立って、訪れた人たちのお祝いにこたえられることになっています。