11月30日、米上院は、共和党の税制改革法案の採決を見送った。財政規律を特に重んじる一部共和党議員が、税制改革により連邦政府の財政赤字が大幅に拡大するとの懸念を示し、修正条項の追加を求めており、上院共和党内の調整が難航している。写真はワシントンで撮影(2017年 ロイター/JAMES LAWLER DUGGAN) [ワシントン 30日 ロイター] - 米上院は30日、共和党の税制改革法案の採決を見送った。財政規律を特に重んじる一部共和党議員が、税制改革により連邦政府の財政赤字が大幅に拡大するとの懸念を示し、修正条項の追加を求めており、上院共和党内の調整が難航している。 上院本会議では30日遅くまで税制改革法案の審議が続いたが、採決は1日に見送られた。現時点で可決に必要な票が集まっているかどうかは不明。 上院共和党のボブ・コーカー議員など複数議員は、財政赤字を穴埋めするほど減税による景気押し