サッカーワールドカップの開幕直前のブラジルで、日本人の旅行者や駐在員が相次いで犯罪の被害に遭い、現地の日本総領事館では、旅行者などに警戒するよう呼びかけています。 ブラジル最大の都市サンパウロにある日本総領事館によりますと、日本からワールドカップ観戦のために訪れていた男性が10日、サンパウロ市内の繁華街で、通りがかりの人に声をかけられて服が汚れていることに気付き、リュックサックを地面に置いて服の汚れを取っていたところ、リュックサックがなくなったということです。中にはワールドカップの試合のチケット10枚のほか、パスポートやクレジットカード、それに現金1000ドルなどが入っていたということです。 男性にけがはありませんでした。また、同じ10日、サンパウロ郊外の都市で、日本人の駐在員が乗用車に乗ろうとした際に、拳銃を持った3人組に一緒に車内に押し入られて脅され、その後、銀行に連れて行かれ、ATM
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